日本文学科

日本文学科概要

世界における日本の文学を読み解くことで
広い視野や鋭い洞察力を手に入れる

次代を超えた"和のこころ"に触れる

日本語は言葉の一つひとつが深みを持っており、それが連なって文となり文学となっています。ここでは、伝統文化の結晶ともいえる日本文学を探究し、「世界文学の中の日本文学」を強く意識した総合的研究を行っています。

基礎から専門へと着実に広がる学び

1年次概要を学ぶ
各時代の文学の概要、作品の価値、その後の発展過程を学ぶ。
●科目「日本文学入門」「日本文学史」
2年次理解を深める
興味のある分野、時代の理解を深める。
●科目「文学を読む」
3・4年次考察・研究する
卒業研究ゼミナールで興味を持った時代の分野、作品を独自の視点から考察、研究する。

コンピュータスキルUP

膨大な資料検索や研究活動に必要な
コンピュータスキルを高める。
●科目「コンピュータ活用技術」
「コンピュータで学ぶ文章作法」

学生の興味に合わせ
研究したい
時代・分野を
選択可能

研究領域

最も特長的なのが、古代から近現代の時代に専任教員を配している点です。特に古典の層は充実しています。なぜなら、近現代文学は古典を受け継ぎ、その上に成り立っているものだからです。また、少人数構成で充実した授業が行われているのも特徴の一つです。

専任教員の担当分野 専任教員の研究分野またはテーマ
古代文学 『源氏物語』などを中心とする物語文学
中世文学 『平家物語』などの軍記物語および伝承文芸
近世文学 『信長記』『太閤記』などの近世軍書および書誌学
近現代文学 児童文学・文化を含む近現代文学・文化(森鴎外から有川ひろ〈浩〉まで)
日本語学 日本語史(中古~近世の日本漢字文の語彙・語法)
中国文学 六朝(呉、東晋、宋、南斉、梁、陳)の詩文
国語教育 国語教育の教材論

体験型の学び
(カリキュラム)

和装本の製本作業も体験し昔の書物に慣れ親しむ

「図書の世界」の授業では、日本の図書を中心に、その種類、形態、文学史との関係などを詳説。和装本に関する基礎知識を修得し、和装本の代表的な装訂である袋とじの製本作業も体験します。

歌舞伎や人形浄瑠璃を観劇し日本の伝統芸能を深掘り

歌舞伎と人形浄瑠璃(文楽)をとりあげ、その歴史や基礎知識、観劇のポイントについて学べるのが「芸能文化」の授業です。まずは観劇する演目の内容について概説し、見どころも紹介。歌舞伎や文楽の舞台を劇場および映像で観て味わい、芝居が行われる空間の意味や、台本の構成についても学びます。

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