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2024.03.06 学部

現代社会学部/豊田市旭地区バスツアーで社会の課題と向き合う

 社会福祉について研究している現代社会学部の中田ゼミが3月4日、過疎化が課題となっている豊田市旭地区の中学校や交流施設を巡るバスツアーを実施。中田ゼミの2、3年生11人が参加し、地域の方との親交を深めながら、旭地区の現状や課題についてお話を伺いました。

 まず、豊田市立旭中学校を訪問。3グループに分かれ、旭中学校の3年生に校内を案内してもらいました。旭中学校では、社会教室や数学教室など教科ごとに教室が分かれており、専門的な書籍や器具が充実した環境で授業を受けることができるようです。ほかにも、プログラミングやタブレットの活用なども積極的に行っているようで、学生たちは自分たちの中学時代とは大きく異なる教育環境に驚きを隠せない様子でした。

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 学校案内の後には、中学生によるパワーポイントを使ったプレゼンテーションを実施。これまでに取り組んできた地域貢献活動について発表してもらいました。その後、学生たちも大学やゼミでの活動を紹介。それぞれ自分の研究テーマや、楽しそうにゼミメンバーと交流している様子を発表し、大学の魅力を伝えました。

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 最後に先生や生徒と一緒に給食をいただきました。久々の給食に学生たちは懐かしさを感じながら、おいしそうに食べていました。

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 2件目に訪れた「しきしまの家」は、人々が気軽に集まれる交流拠点で、地域住民が困りごとについて相談できる窓口としての役割も担っています。学生たちは同施設で実施されている活動について伺いました。しきしまの家運営協議会の方は「人口減少や超高齢化社会という現状をしっかりと受け止めて、次世代が今より幸せに暮らせる地域をつなぐことが大切だと考えています」と、日々の活動についての思いを語りました。

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しきしまの家でのお話について感想を述べる学生

 最後に伺ったのは、カフェやコワーキングスペースなどを併設している「つくラッセル」。代表の方に、施設ができた背景や現在の取り組みなどについて紹介してもらいました。つくラッセルは人が集うだけでなく「働ける場所」という側面もあり、事務所の貸出やコワーキングスペースの提供によって、「働き口をどうするか」という過疎地域の課題にアプローチしていました。

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 3つの施設を回った学生たちは、さまざまなお話を通じて、過疎化という深刻な問題に対して地域住民がどのように向き合い、どのような対策を講じているのかを学びました。

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