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　経営学部中村雅章ゼミの2・3年生は地域活性化への取り組みの一環として、八事山興正寺と企画した夏祭りを、8月16日に開催しました。台風の影響で一日順延となりましたが、家族連れなど多くの人が訪れ、盆踊りや屋台の食べ歩きを楽しみました。

　学生たちは地域への感謝と貢献の気持ちを持って、5月末から準備を開始。興正寺と毎週のように打ち合わせを重ね、夏祭りのコンセプトや内容の決定はもとより、広告の制作や発注、協賛集め、人員の手配、保健所への申請、設営など作業は山積みで何度も壁にぶつかりました。しかし、興正寺や地域の方々のご協力のもと、学生たちは学年を越えて力を合わせることで、無事に準備を終え、開催の運びとなりました。学生たちは昨年も夏祭りを手伝いましたが、初めて主催側として企画から携わりました。

　当日は学生による司会進行、会場運営に加え、盆踊りステージ、クイズ大会、屋台の運営なども行い、盛り上げました。学生屋台ではヨーヨー釣りのほか、お祭り用に地元のフレンチ料理店とコラボしたドーナツの販売も行いました。


　イベントチームリーダーの櫛田羽留佳さん（3年）は、「2か月半という短い準備期間でしたが、それぞれが役割を果たし、盛況のうちに終えることができました。多くの人が協力してくれたおかげです」と話しました。

　全体リーダーの木全ひなたさん（3年）は、「大きなイベントを企画・運営する難しさを実感するとともに、仲間のありがたさや情報共有の大切さを学びました。来場してくださった方々から、『すごく楽しかった』『また来年も絶対に来るね』などの温かい言葉をたくさんいただき、嬉しかったです」と振り返りました。