楊さんは、「修士論文のために考えたアイデアが評価されてうれしく思います。目加田教授と道満講師には画像処理・パターン認識、特にニューラルネットワークに関する多くの知識を教わり、山田先生には実験に必要なデータ収集に協力いただきました。台湾から日本に来て2年になりますが、支えてくれた家族に感謝します」と喜んだ。
目加田教授は「この発表は、檜山教授らと共同で進めるプロジェクトの一部。たくさんの方の協力のもと、賞をいただくことができました。台湾からの留学生が、台湾に残されている日本の公文書の自動認識を研究課題として選び、言葉の壁に苦労しながらも取り組んでくれた努力が結果として表れ、とても嬉しく思います。楊さんは修了しますが、この研究は学生たちと共同して発展させていきたいと思います」と話した。