在学生・卒業生の声

卒業生

名古屋市役所

吉兼 健太さん

法学部 2012年3月卒

愛知県立松蔭高等学校 出身

取得資格:宅地建物取引士

名古屋市役所とは・・・
名古屋市は、政令指定都市として日本の政治・経済の中心を担っている地方公共団体である。市民を相手にする仕事だけでなく、他の地方公共団体や民間企業を相手に仕事をしている部署もあり、仕事内容は多種多様である。そのほとんどが約230万人の市民の生活に直接かかわる仕事をしており、重要な役割を果たしている。

大学で積極的に学び、人との交流を深めた経験は、
社会に出てから活かされる。

高校時代に警察官に憧れており、公務員に強いと評判の中京大学法学部に進学。その理由以外にも、将来、法の知識を活かして活躍できるフィールドは幅広いと考えての選択でした。入学後にサークルの先輩から「せっかく『資格に強い』中京大学法学部に入ったのだから、早期から資格取得を目指すべき」とアドバイスを受けました。そこで、2年次には資格センターによる講座を活用して宅地建物取引士にチャレンジ。初挑戦で、平均合格率が20%以下の難関試験に合格できました。一般企業への就職にも有利なこの資格を得たことを励みに、別の新たな講座受講を考えて資格センターの職員の方に相談したところ、私が将来の希望の一つとして漠然と「公務員」をイメージしていたこともあって、公務員準備講座を勧められました。

本気で勉強に励めば、着実に成果となる。

講座を通して、公務員にもさまざまな種類があり、幅広い仕事があると知りました。3年次には「将来は一般企業への就職ではなく、公務員として働こう」と決意。公務員試験対策講座を受講する仲間と支え合いながら勉強に励みました。一方、法学部の学生として、民法や労働法の勉強にも力を注ぎました。講座で試験対策として民法に接する際は、条文の一つひとつを知識として学ぶのに対して、法学部では全体をとらえて法的思考を理解するという観点で民法にアプローチします。立場に応じたものの見方・考え方の必要性を実感し、それは現在の仕事にも通じています。また、ゼミを通して資料の作成スキルやディベート能力を高められたことも仕事に活かされていると思います。

職員として、市民の暮らしに貢献できる仕事を。

私は入庁後、事務作業を通じて斎場の業務をサポートする部署で働いた後、現在は本庁の総務局総務課に所属しています。経理業務のほか、局内重要事項の企画、調査および総合調整に携わり、他部署とのヨコのつながりを意識して働いています。社会人になった今でも勉強の毎日ですが、大学生活を通じて学習姿勢を身につけたことで、積極的に仕事に取り組めています。また、大学時代の友人とは今もよく会い、社会人として互いに刺激を受け合っています。大学は社会の縮図と言われるように、自ら積極的に人と関わりをもつことが大切です。あらためて、中京大学での出会いと学びに感謝しています。

2017年7月取材

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