在学生・卒業生の声

卒業生

福岡ソフトバンクホークス株式会社
リハビリトレーナー

太田 利亨さん

スポーツ科学部 2008年3月卒

千葉県立長生高等学校 出身

※現学部名称にて記載。

夢に向けて考え、学び、行動し続けた大学生活。

大学時代が現在のベースとなっている。

プロ野球選手を目指してトレーニングに励んでいた中学時代に、肩を痛めて夢を断念。「故障した選手をサポートするトレーナーとしてプロ野球に関わる」という新たな夢を描き、実現に向けて中京大学に進学しました。入学後すぐに学生トレーナーとして硬式野球部に所属。トレーナーサークルにも入り、サークルでの勉強会と部活動に打ち込みました。部活動では、投手コーチに「トレーニングメニューを考えてくれ」と言われ、コーチや選手本人と相談しながらメニュー作成をしたことが印象に残っています。大学では、動作解析やコーチングを専門とする先生と「トレーナーになるには何が必要か」を話し合い、「スポーツ生理学」や「バイオメカニクス」の授業を興味深く受講しました。在学中にトレーナーの各種資格や教員免許も取得。自ら行動を起こすことが次へとつながっていくと実感できた大学生活でした。
プロ野球のトレーナーとして活躍するためには理学療法士資格も役立つと考え、卒業後、資格取得のため別の大学に入学。中京大学在学中から硬式野球部関係者の声かけで、プロ野球選手の自主トレーニングを見学・勉強させていただいていた縁があり、卒業後はそのまま専属トレーナーに。2016年からはソフトバンクでリハビリトレーナーを務めています。

プロ野球選手を支えながら、自身も前進。

リハビリトレーナーとして、選手のケガからの復帰をサポートしていくのが現在の私のミッション。身体的にも精神的にも“どん底”の状態にある選手と関わることになります。コンディショニング担当のトレーナーとも協力し合い、専門家として的確なアドバイスをしていきます。例えば本人が良かれと思ってやっている習慣でも止めさせるべきことは説得して止めさせるなど、1対1での対話も重要な仕事です。関わった選手が試合に復帰する姿を見るのは、何よりのやりがいです。
トレーナーには、学び続ける姿勢が不可欠です。故障した選手に付き添って、ドクターとリハビリテーションについて話す際には、医学的知識も求められます。今後もどん欲に学び、プロ野球界で選手の力となるトレーナーを目指して、前進し続けます。さらにその先、機会があれば、トレーナーを目指す学生の指導や、トレーナーの働く環境整備にも携わりたいと考えています。

2020年1月取材

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