在学生・卒業生の声

卒業生

トヨタ紡織株式会社

川西 啓太さん

スポーツ科学部 2008年3月卒

南山高等学校 出身

※現学部名称にて記載。

大学生活を通じて“人間としての軸”を培った。

大学で出会ったスポーツが進路に影響。

もともとは「高校の保健体育科教員になりたい」と考えて中京大学に入学。教職課程を受講するのと同時に、「経験したことのない新しいスポーツに挑戦しよう」と、アメリカンフットボール部に入部しました。競技者間の接触度合いが高い“コンタクトスポーツ”の一つであるアメフトは、ぶつかる際の衝撃が想像以上に強く、体力的にも精神的にもハードなスポーツです。しかし、「やると決めたら最後までやり切る」が私のモットー。学部や教職の勉強と並行して部活動を続け、次第に「社会人になってもアメフトを続けたい」と思うようになっていました。
保健体育科教員資格取得のため、教育実習にも行きました。その際に生徒が発した「先生はできるから、できない人の気持ちはわからないんだ」という言葉が忘れられません。できない人の気持ちに寄り添い、相手の視点に立つことの重要性に気づかされました。教育という人を育てる学びは、自分が育つことにもつながります。また、アメフトを通じてチームスポーツならではの組織力、コミュニケーション力も身についた大学生活でした。

常にアグレッシブに課題と向き合う。

競技を続けるために、卒業後は企業に就職。会社員生活と、社会人トップリーグチームでの競技生活を両立しました。平日夜と土日のアメフトのためにも仕事で手抜かりがないよう、週ごとのスケジュールをきっちり立てて実行。仕事では当時も今も、積極的な発言・提案・行動を心がけています。また高校時代の海外ホームステイ体験から「海外で働く」という夢をもっており、社内の海外研修プログラムで1年間アメリカ生活を経験。他にもロシアで2ヵ月間の業務支援を経験しました。
競技生活を引退した現在は、仕事中心の日々。今は品質管理部門のグループ長として、グループのマネジメントを中心に行っています。組織力を発揮し、チームとして結果を出すのが私の役割。年上の部下もいる中で各自の能力をフルに引き出せるよう、相手に応じた言葉のかけ方や指導を意識しています。大学で得た学びや経験が大いに役立っていると思います。今後も海外拠点でのマネジメント職を目標に、チャレンジングに仕事と向き合い続けます。

2020年1月取材

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