在学生・卒業生の声

学部の学び

中京大学 大学院文学研究科
歴史文化専攻(修士)進学

加藤 壱弥さん

文学部 2018年3月卒

岐阜県立多治見高等学校 出身

戦国時代のヒーローたちを輩出した地で学ぶ。

本物に接し、実践的に学べる環境がある。

「思っていた以上に深く歴史を学べた」というのが私の実感です。入学間もない1年次から、「古文書読解入門」などを通して、遠い昔に書かれた手紙や日記など、本物に直に接する機会があります。学芸員の先生にもご協力いただき、徐々に“読み解く力”を身につけていきました。2年次からは、自分たちでテーマを決めて調査に出るフィールドワークも始まります。私は名古屋城について調べたのですが、下調べの重要性に気づかされ、フィールドでの調査研究手法を実践的に学修できました。
私はもともと歴史好きで、中学校の社会科の教師になりたいと思って入学したのですが、より詳しく歴史を教える高校の教師を目指すようになり、さらに、大学で指導するレベルを目指して大学院への進学を考えるようになりました。歴史の魅力を伝えてくださった先生方からの影響もありますが、自発的に考え、行動する重要性とその面白味に気づけたことは大きいと思います。

研究では、自ら積極的に働きかける姿勢が重要。

先生方は、研究室の扉を開き、常に学生を受け入れてくれます。気軽に質問できる関係性です。ただし質問に対してストレートな答えではなく、ヒントをくださることが多いです。自然と自ら考える力が高まりました。また、学外の勉強会や研究者による報告会にも積極的に学生を誘ってくださいます。情報を得て、学科の仲間と小牧山城の調査・報告に加わったこともありました。私たちは学科の1期生として、学内に古文書研究会や中世史研究会を立ち上げました。ぜひ、後輩たちに引き継いでいってもらいたいと思っています。卒業論文は豊臣秀吉の子に生まれ、滅んでいった豊臣秀頼にスポットを当てて研究。学会(近世史研究会)で論文を発表する機会もいただきました。
大学院では、引き続き豊臣秀頼研究を続ける予定です。TA(ティーチング・アシスタント)として先生の助手も務め、指導力も高めたいと考えています。

※学生有志による文学部内の研究会

2018年2月取材

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