在学生・卒業生の声

学部の学び

発達心理学領域(川島ゼミ)

宮脇 圭吾さん

心理学部 3年

名古屋市立桜台高等学校 出身

誰もが直面する「死」を、身近な問題として考える。

2年次に「生涯発達心理学」の授業で、終活や自殺予防について学びました。「死」はとても重いテーマですが、自分も含め誰もがいつか直面するものです。この授業をきっかけに、死生の問題に興味をもち、川島ゼミを選択しました。ただ、このゼミでは死生の問題に限らず、生涯発達心理学における多様な課題に挑戦することができます。3年次はその準備として、心理学の基本的な研究法について学びました。春学期には中学の頃に部活動でお世話になった顧問の先生のもとを訪れ、「思春期の中学生」についてインタビュー。そこで得た情報を整理するための、KJ法という手法についても学びました。

心理学研究で身につけた知識やスキルを将来に活かしたい。

秋学期にはグループで「インターネット依存度と対人感受性が精神的回復力に与える影響」をテーマに、質問紙によるデータ収集、解析の手法を実践しました。夏には、名古屋市が主催する自殺予防の啓発イベントにも参加。こうした活動を通して多くの人に会い、直接話を聴くことができ、人間に対する興味もますます深まりました。また、対話の中から解決の糸口を見つける感性も磨かれたように思います。私は将来、公務員として市民の声に耳を傾け、政策を通じて地域の教育や福祉の向上に貢献したいと考えています。こうした仕事に、心理学の知識やスキルを活かすためにも、これから始まる卒業研究を通して、聴く力や課題解決の道筋を見つける感性を磨いていきたいです。

※KJ法:収集した膨大な情報を、カードを使ってまとめながら課題解決に結びつける研究法。

2018年1月取材

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