在学生・卒業生の声

学部の学び

現代社会学科 コミュニティ学専攻

荒川 優衣菜さん

現代社会学部 4年

帝京大学可児高等学校 出身

「地元」への興味が、学ぶ気持ちを後押しする。

やってみたいことだから、学んでいておもしろい。

高校3年生の時、受験対策として小論文を勉強していた際に、岐阜県の消滅可能性都市のテーマに出会いました。その地区が、私の祖父母が住んでいる場所の近くで、そこがいつか無くなってしまうのだろうか?と感じてから、コミュニティ学専攻が身近になり、もっと勉強してみたいと思うようになりました。大学に入ったらやってみたいと思っていた一つが、「ドラゴンズ・プロジェクト」です。中日ドラゴンズの観客をどうやったらもっと増やせるのか?をテーマに、実際にナゴヤドームを訪れ、フィールドワークを行います。私のグループは、球場初心者向けのガイドブックの設置などを提案。プロジェクトの最後には、球団の方に発表もさせていただき、初心者目線での提案は新鮮でおもしろいと、評価をいただきました。

地元のことをもっと深く考えたい。

ゼミでは、一冊の本を取り上げ、章ごとに読み、それをまとめて毎週発表しました。そして、最後には、その本をレポートとして提出しました。毎週かなりのボリュームで大変ですが、考えてまとめる能力が非常に身についたと思います。現在は、卒業論文のテーマを検討中です。候補の一つとして考えているのは、好きな本の中に出てくる「高知県庁が取り組む観光対策」を、私の地元である岐阜県に置き換えてみると実現できるのか?というもの。コミュニティ学専攻での学びを通して、地元がとても身近になりました。例えば、地域のコミュニティについて学ぶことで、おばあちゃん同士が会話する光景を見て、つながりについて考えたり、一人で帰っている子供を見て、見守られ方について考えるようにもなったのは、その現れだと思います。卒業論文作成を通じて、自分の育ってきた地元のことをより深く考える貴重な機会にしたいと考えています。

2019年4月取材

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