在学生・卒業生の声

外国人留学生

苦しい時こそ成長するチャンスであり、
困難を乗り越えれば、
自信へとつながる。

LE HAI DUONG
(レ ハイズォン)さん

経営学部 経営学科(2022年3月卒)

ベトナム 出身

就職内定先:株式会社昭和コーポレーション 営業職

学部の学びも日本語能力も上達し、資格取得に向けて挑戦し続ける。

 ベトナムでゴミ拾いのボランティアに参加した際、日本人と出会ったのをきっかけに日本の文化に興味を持ち、日本の社会や文化などをもっと知りたく、日本への留学を決めました。来日後、日本語を学びながら、大学への進学を考えていました。そんな時、中京大生のアルバイト先の先輩は休憩時間に真面目に本を読んだり、卒業論文を書いたりしている姿を見て、私も先輩のようになりたいと思うようになりました。私の両親は自営業者で自分の好きなことを行うために毎日努力しています。両親の姿を見て私も将来自分で好きなことをやりたく、起業したいという思いがあり、中京大学経営学部で会社の経営や会計等の幅広い専門知識を修得したいと考えました。入学後、簿記の授業を通じて魅力を感じ、簿記検定資格を取得したいと考え、毎日5時間、簿記2級に合格できるように頑張っています。また、大学で積極的に日本人と同じ授業を受け、授業に関する専門用語がわからなければ、すぐ周りの先生や日本人の友達に聞いて勉強したことで、昨年日本語能力試験1級を取得できました。相談できる日本人の友達もたくさん作れました。

諦めずに努力した結果に、希望の会社に就職できた。

 就職活動では中京大学のキャリア支援課をよく利用しました。多くの企業の情報提供や、就職活動の不安や悩みなどの相談にもたくさん乗ってくれ、たくさんのアドバイスをもらいました。就職活動を本格的にスタートしたのは今年1月ごろです。日本とベトナムに関連がある企業を絞って、日本語や外国語を活用できる営業職に就きたいという条件で約20社にエントリーを出してみました。日本人学生と一緒に競争することは大変で同じ選考で何度も落ちてしまい、挫折感もありましたが、諦めずに努力した結果、6月ごろに希望していた会社から内定をもらいました。内定先は幅広い分野で、いろいろなことに入社後にチャレンジすることができること、またベトナムにも子会社があることから自分のこれまで学んだ知識や強みをもって、これから活躍できることを楽しみにしています。入社前までに今の時間を利用して簿記の勉強以外、英語の学習にも力を入れたいです。

 外国人留学生として海外で学ぶことは非常に大変だと思いますが、外国で暮らしながらその国の文化や言語などを学ぶことができることを通じて、自分を大きく成長させてくれるチャンスでもあります。皆さんはぜひこのチャンスを活かし、自分を大きく成長させ、大きな花を咲かせてください。一緒に頑張りましょう。心より応援しています。

2021年12月取材

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