在学生・卒業生の声

外国人留学生

ルールを守り、全力を尽くし、
挑戦し続けていく。

銭 一挺
(セン カズナオ)さん

法学部 法律学科(2022年3月卒)

中国 出身

横山財団奨学金受給者
中京大学外国人留学生給費奨学金受給者
就職内定先:長野計器株式会社 経理部

学部の学びが「自ら考え、行動する」という主体性・行動力の向上につながる。

 中京大学を選んだ理由は、中京大学の建学の精神である、「ルールを守る、ベストを尽くす」という言葉が私の心に響いたからです。来日後の日本語の勉強はもちろん、社会のルールや文化の勉強も含め、「ルールを守る、ベストを尽くす」ことはとても大切だと思います。法律(ルール)の学びを通じて日本社会を理解することもできるのではないかと考えて、法学部に入学しました。法学部では1年生からゼミの授業があり、私は大学4年間で6つのゼミに参加しました。民法ゼミでは判例をベースに学生が「裁判官」となって原告の請求を認めるかをジャッジします。面白いことに結果は賛否両論で、視点を変えて物事を考えることの大切さを学びました。法学部では『法実践プログラム(LPP: Legal Practice Program)』があり、受講要件として学部の成績上位の1/3以内の学生が参加できる選抜制プログラムです。自信はありませんでしたが、やってみたいという気持ちに後押しされて申し込んだ結果、参加することができました。自分の考えにとどまらず実行に移すことの大切さを肌で感じました。自分のモチベーションを保つための手段として、サイクリングを習慣化しました。そのきっかけは健康科学の授業で筋肉が脳に対する影響や食事による体への影響を学んだことからです。またサイクリング以外、自己啓発の本を読むことも好きです。特に試験準備前に集中力が低下したと思ったら、勉強前にまずサイリングと自己啓発の本を読んで、自分の集中力をアップしてから勉強に専念します。このような習慣作りがあってこそ、自分の成長そして就職活動につながりました。

就職活動を通じて、挑戦することの大切さを学べた。

 就職活動は昨年の6月からスタートしました。外国人向けのインターシップに参加したことを通じて早期から働く現場を見て、イメージすることの重要性を学びました。コロナ禍での就職活動は大変だとよく言われますが、私にとってその大変さをチャンスに変えて就職活動を頑張りました。通常の対面型の説明会はコロナの拡大によりすべてオンライン説明会になり、日本全国のどこの企業の説明会にも参加できるようになり、現地へ行く時間とお金の節約にもなりました。エントリーを出した企業は約100社、説明会は50社参加し、約10社面接を受けました。中京大学キャリア支援課の全力サポートのおかげで、面接の練習や企業分析・自己分析をしっかりした結果、希望した会社に内定をもらいました。就職活動を通じて、企業が求める人材像に対する考えの重要さや自分はどんな人物か正確に伝える大切さを学びました。これから社会人として新たな学びのスタートとなりますが、これまで学んだ専門知識等を活かしてグローバル人材を目指して頑張っていきたいです。できないだろうと考えずに、まずはチャレンジしてみることが大切です。新しいことに挑戦するのに恐怖心を抱くのは普通です。しかし、自分ができないと決めつけてしまうと、成長しないままで終わるだろうと考えています。だから、これから進学を考える皆さんは、失敗を恐れずに一歩踏み出してみてください。自分の考えを行動に移し、頑張ればきっと良い結果につながります。

※法実践プログラム(LPP: Legal Practice Program)とは、法についての知識と素養を『実際に使う場』を想定した授業で、実務家(公務員・弁護士・NPO職員など)による先進的な授業を展開する選抜制プログラムです。

2021年12月取材

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