在学生・卒業生の声

外国人留学生

全力でサポートしてくれたからこそ、
希望の業界に内定を
大学のあらゆる学びと経験を将来に活かす。

頼 麥林
(ライ マイリン)さん

経営学部 経営学科(2022年3月卒)

台湾 出身

服部国際奨学財団奨学金受給者
就職内定先:フルタ電機株式会社 事務職

学部の専門知識はもちろん、日本語の表現力もコミュニケーション能力も向上した。

 両親とも日本に留学した台湾留学生のため、私は幼い頃からずっと日本文化に深く興味を持ち、両親が生活したことがある国について、実際に体験してみたいという思いで、留学先を日本にしました。愛知県の大学に進学したいと考え、インターネットでいろいろ調べました。その時、はじめて中京大学の名前を知りました。中京大学のオープンキャンパスへ参加した際、ホテルのような綺麗なキャンパスに一目惚れをしました。中京大学経営学部を選んだ理由は、実社会で活躍するために実在する企業やビジネスの事例を元にした経営知識を学べ、理論的な知識だけでなく、実践的な知識を身につけることができると考えたからです。入学後、まずは大学の講義を受講するために必要な日本語能力の向上を目指しました。日本語の講義を受講するだけではなく、ゼミでの発表や討論、調査のためのインタビューなどにさまざまな面で自分の言語能力をアップするように学習しました。また日本語でのレポートの書き方や言語表現の整理・練習、文献の調べ方、文章の構成等について学びました。留学生として、日本人と共に学習や交流することは何より勉強になります。人間関係の親密さによって違う言い方を選ぶことなどが実体験を通じて強く印象づけられ、間違った日本語を何度でも訂正してくれるのは何より勉強になります。大学4年間の生活の中、毎回の発表会が終わった後、うまくできなかった部分に対して反省し、準備不足や自分が足りないことを見つけることができました。このように繰り返した結果、自分のコミュニケーション能力も日に日に伸び、自信にもつながりました。

奨学金のおかげで、大学の学習も就職活動も専念できた。

 2年次から「服部国際奨学財団奨学金」の受給者として2年間の奨学金を受給し、大学の学習に専念することができました。また、2年間の中で、定期的に服部国際奨学財団の発表会や研修旅行に参加し、中京大学の学生だけでなく、関東や関西などのさまざまな優秀な大学生の集まりとなり、とても良い刺激となり、たくさんの友人ができました。3年生の秋から、就職活動を始めました。中京大学のキャリア支援課の留学生向けのインターシップを参加したことをきっかけに、本格的に日本で就職しようと考えました。私は特に業界にこだわらず、企業の海外営業職だけを目指して就職活動をしました。就職活動の中、一番困ったのは、履歴書の書き方や面接ではなく、「SPI」試験でした。「SPI」試験でいろいろな会社から不合格通知を受け取り、落ち込んだ私を助けてくれたのは、キャリア支援課の方々です。エントリシートの添削をはじめ、面接の練習など、細かく指導してくれたおかげで最終的に海外営業事務職として内定をもらいました。今後、日本語や英語を活用できる立派な国際人として、国際社会で活躍できるように頑張っていきたいです。

 大学卒業後、日本で就職したい留学生の皆さん、ぜひ就職活動を全力でサポートしてくれる大学を選んでください。自分が挫折や不安を抱えた時に一緒に頑張ってくれるからです。また、外国での就職活動は本当につらいですが、早めに意識して準備したほうが良いと思います。「絶対に成し遂げる」という粘り強さで頑張ってください。

2021年12取材

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