在学生・卒業生の声

音源分離の研究

大好きな音楽に、
プログラマーとして
関わっていきたい。

PROFILE

中京大学工学部

情報工学科卒

工学研究科

情報工学専攻

知的情報工学研究室

(濱川研究室)

(名古屋市立向陽高等学校 出身)

久野 文菜さん

自分の好きなことを学べる環境がある。

中学生の時に、ロボット作りを楽しく感じたのが、ここで学ぶきっかけになっています。今の研究室に入りたいと決めたのは、2年生の時。1年次に受けた、研究室の先生の授業がおもしろかったことや、ゼミ選抜課題でゲーム制作をした際に、先輩方がいろいろと教えてくださり、大学院の先輩をカッコよく感じ、自分もあのようになりたいと憧れたことがその理由です。中京大学は選択の幅が広く、自分の好きなことを勉強することができます。研究環境も整っていて、勉強や研究に集中できるのも魅力です。また、ゼミに入る時期や、専門的な研究に取り組み始める時期が早く、他の大学では大学院生が出席する学会にも、3年次で出席し発表を行うこともあります。教員との距離も近く、直接指導をいただく機会がたくさんあるので、工学部でとことん学びたい人にはおすすめです。

満足できるまで研究をしたいから、大学院への進学を決めた。

ずっとジャズピアノをやってきたことをきっかけに、現在は音楽に関係する音源分離を研究しています。音源分離とは、オーケストラなどの多重奏から特定の単一楽器の音を抽出する技術です。現在の技術では三重奏まで分離可能ですが、それ以上の実現を目標に研究しています。学部生の時から研究していますが、大学4年間だけでは満足できるまで研究できないと思っていたので、早くから大学院への進学を希望していました。自分では無理だと思ってあきらめそうになった時も、先生の励ましとアドバイスで頑張ることができ、あきらめなければ達成できることに、改めて気づくことができました。
最近では、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)による「未踏IT人材発掘・育成事業」に応募したところ、2019年度の採択プロジェクトの一つに選ばれました。最初の会合に出席したところ、選ばれたのは主に国公立大学や有名私立大学のそれもモチベーションの高い学生ばかりで、そのような環境で切磋琢磨出来るチャンスを得られたことでこれまでの努力の甲斐があったことを実感しました 。今後も努力を続け、将来はプログラマーとして音楽と関わっていきたいです。

※2019年4取材

知的情報工学研究室

担当教員 :濱川 礼 教授

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