在学生・卒業生の声

学部の学び

応用心理学領域(松本ゼミ)

河原 明日翔さん

心理学部 3年

愛知県立安城高等学校 出身

入学後に出会った組織心理学への関心を深める。

組織心理学と出会い、関心を高める。

中学生の頃にスクールカウンセラーの方と話す機会があり、「自分もこうした仕事で人の役に立ちたい」と考えたのが、心理学部を目指したきっかけです。高校時代に中京大学のオープンキャンパスに参加して、進学の意を強くしました。入学後、幅広い分野の心理学を学ぶ中で、特に「集団とは」「組織風土について」といったテーマに興味をもつようになり、この分野を専門とする先生のゼミを選択。3年次の春学期のゼミでは、モチベーションに関して書かれた指定図書を章ごとに分担し、他の資料も読み込むなどして調べた内容を15~20分程度で発表しました。他の人が発表する際には必ず質問し、理解を深め合います。秋学期は個々に関心をもったテーマについて発表するという課題が与えられ、私は色の効果に着目しました。調べを進め、例えば赤はやる気を、青は落ち着きをもたらす働きがあることを発表すると、なぜそうなるのかを問われたり、ボーダー柄だった場合はどうなのかといった疑問が出され、根拠を示すことや深く追求することの重要性に気づかされました。

心理学部での学びや経験を社会で活かしたい。

色の研究をベースに、卒業研究では企業のロゴマークと自社への愛着度を探る予定です。中京大学心理学部は論文資料室が充実しており、先生は学生のために時間を割いて質問に対して丁寧にアドバイスしてくださいます。
心理学部においては、実験を行って統計を取り、データに基づいて考察を深めるという作業が不可欠です。こうした経験を重ねて培った“考える力”や、ゼミを通して得た“気づき”の数々は、社会に出て仕事を任されていく上で必ず役立つと思います。研究の一方で大学生活を通じて徐々に就職を意識し始め、インターンシップに参加した私の心に、ある営業社員の方の「営業の仕事も一種の心理学だよ」という言葉が響きました。人と話すのが好きなこともあり、大学卒業後は営業職として働きたいと考えています。

2019年3月取材

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