教員採用試験合格者
株式会社名古屋三越
古村 涼香さん
文学部 4年
三重県立桑名高等学校 出身
好きな文学を学び、志望の百貨店に就職。
興味をもったことを積極的に学べる環境。
中京大学の文学部日本文学科では、古代から現代まですべての時代についての文学の概要をつかむことができます。文学部の他学科の授業を受けられるのも魅力です。私も、言語表現学科の映像をテーマにした授業を受け、映画やCMを見て感じたことを文章にまとめたりしました。体験実習を通じて聞く・読む・書く・話すといった力を身につけられます。日本文学科の学びの中では、上代文学である万葉集に興味をもちました。最古の文学とされる万葉集を研究するゼミに所属。ゼミでは毎週、誰かが発表を行い、それに対する質疑応答を行います。これによって人前で発表する力が養われました。他大学との学術交流もあり、研究発表会では、発表に留まらず研究体制についてなど、互いに情報交換をし、有意義な時間を過ごせました。そのほか、先生のお手伝いで上代文学の研究学会に参加するなど、万葉文学研究を通じてコミュニティが広がったと感じています。
何事にも熱意をもって取り組む姿勢が評価される。
大学では、ダンスサークルの活動にも力を注ぎました。100名ほどの大所帯で、大学祭に毎年参加してダンスを披露しています。私は3年次にはチームリーダーを務め、最高のパフォーマンスを目指しました。サークル活動は他学部の学生との接点ともなります。また、学年を超えて先輩後輩のつながりも生まれ、先輩から就職についての情報をもらうこともできました。就職活動では、こうしたサークル活動や、万葉集研究をに打ち込む姿勢、ゼミや学外での交流で身につけた積極性などが評価されたと思います。
就職先は百貨店です。私にとって百貨店は、小さい頃から“ワクワクする場所”でした。ファッションが好きということもありますし、百貨店には、人の生活を豊かで彩りあるものにする商品が満ちあふれているからです。大好きな場で素敵な商品の魅力をお客様にお伝えし、社会人として活躍していきたいです。
2018年3月取材