在学生・卒業生の声

外国人留学生

今後は国際舞台を視野に、挑戦し続ける。

張 于喆
(チョウ ウテツ)さん

経済学部 2018年3月卒

中国 出身

就職先:株式会社青山製作所

日本への憧れをきっかけに学びの扉を開く。

中学校の卒業旅行で初来日し、日本人の「おもてなし」を体感。交通機関は時間に正確で乗り心地が良く、サービスも素晴らしくて印象的でした。この経験から日本の文化に憧れ、留学を決意。住みやすさの点で愛知県の日本語学校を選び、日本語学校の先生から中京大学を勧められて興味をもちました。その後、中京大学のHPなどで「EXP※1」を知り、魅力を感じて経済学部に進学しました。
「EXP」では、特にロジカルシンキング(論理的思考力)やプレゼンテーションのスキルを高められたと実感しています。また、1年次には留学生向けの日本語科目等の授業を通じてレポートを書く力やプレゼンテーション能力を身につけることができ、大学での勉強に役立ちました。それだけでなく、授業を通じて世界各国からの留学生との交流が生まれたのも良かったです。今もSNSを通じてアジアや欧米の友人と交流が続いています。

建学の精神「ベストを尽くす」を実践。

入学後、国際センターで奨学金制度について詳しく聞くことができ、奨学金※2を受けられることになったのは非常にありがたかったです。百貨店で通訳のアルバイトをしたり、「中国大学生訪日団」の来訪の際に留学生代表として中京大学の紹介や案内を務めたりもしましたが、大学生活で最も力を入れたのは学業です。中京大学の建学の精神の一つである「ベストを尽くす」という言葉を大切にして、どんな状況においても最善を尽くし、挑戦し続けました。経済学を学ぶ上で必要な数学の学修に取り組み、所属した経済政策のゼミでは、「インバウンド消費が与える日本経済への影響」をテーマに卒業論文をまとめました。
卒業後はグローバル展開する日本企業で働きたいと考え、キャリア支援課の留学生向け就職サポートを受けながら企業研究をしました。希望通りにメーカーに就職でき、今後は日本と世界をつないで、国際舞台で活躍できるグローバルな人材になりたいです。
中京大学では先生や友人に恵まれた学生生活でした。これから中京大学への留学をするみなさんも、多くの人と出会い、視野を広げてください。

※1 EXP(エグゼクティブ・プログラム)
企業幹部および上級公務員などに求められる実践的なスキル修得と、リーディング企業への就職をサポートする選抜制プログラム。
※2 ロータリー米山記念奨学会の奨学金
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会は、勉学・研究のために日本に在留している私費外国人留学生に対し、日本全国のロータリアンからの寄付金を財源に奨学金を支給し支援する、民間の奨学財団。

2018年3月取材

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