他国の留学生とも交流し、
異文化理解を深める。
趙 巾莹
(チョウ キンエイ)さん
経営学部 3年
中国 出身
経営学と異文化理解に関心をもって学ぶ。
機械加工に関連した会社を経営する父の仕事の関係で、幼少期に1年ほど名古屋に住んでいました。当時、父の友人から「中京大学はとてもいい大学だ」と聞かされたことを覚えています。大学に進学する時期になって「先進国で教育水準が高い日本で学ぼう」と、インターネットや受験冊子でいくつかの大学を調べた結果、学習環境が整っていることに魅力を感じて中京大学を選びました。経営学部に決めたのは、父の影響もあって将来は自分も経営に携わりたいと思っているからです。これからのビジネスは、世界に目を向けなければ発展しないと思われることから、それぞれの地の文化や歴史を理解することも重要になります。そこで中京大学では、経営学を学ぶ一方で異文化理解の学修にも力を入れています。これまで勉強してきた中でも、異文化マネジメントに関する授業が印象に残っています。
留学生にとって恵まれた環境であることを実感。
大学の授業では、特に専門用語に関する日本語学習に力を注いでいます。学ぶ上で用語は鍵となりますが、私たち外国人が日本語で専門用語を覚えるのは大変です。授業では専門用語がよく出てくるので、その都度、辞書やインターネットで調べています。また、講義内容についてわからないことがあれば、すぐ先生に質問します。中京大学の先生方はとても優しく、わかりやすく説明してくださるので、留学生も安心です。ここで学ぶことによって、国際化社会に即した経営理念と、実践に向けた応用力を身につけることができました。また、中京大学には各国からの留学生が多く、授業を通して他の留学生たちと一緒に岐阜城へ行ったことは、楽しい思い出となりました。国際センターによる「京都研修」イベントに参加し、日本の文化を体験したり、多くの友人ができたことも嬉しい出来事です。昔からカフェが好きで、将来は中国で自分のカフェを経営したいと考えています。そのため、中京大学で学んでいる経営学の知識を活かして夢を叶えたいと思い、日々頑張っています。
2017年5月取材