日本とベトナムの『架け橋』になりたい。
LE THI THUY LINH
(レー ティ トゥイ リン)さん
経営学部 3年
ベトナム 出身
服部国際奨学財団奨学金受給者
留学生活を通して日本語能力は大いに向上。
ベトナムは日本との経済的なつながりが強く、日本についてもっと知りたいと思っていました。また、日本の教育水準が高いことから、日本への留学を決意。日本語スクールの先生に中京大学を紹介されたのをきっかけに、大学のパンフレットやインターネットで複数の大学の情報を集めました。その中で、「いちばん自分に合っている」と感じたのが中京大学です。私は、将来は起業したいと思っているので、それに必要な知識やビジネススキルが身につくと考えて、経営学部を選択しました。中京大学には留学生のための日本語科目があり、まずはレポートや論文の書き方などを学べます。その上で、授業や友人たちとの交流を通じて、日本語能力は大きく伸びました。今では、周りの人が話すことを理解でき、自分の言いたいことも的確に伝えられます。
実践的な経験を重ねて、夢の実現へと近づく。
私はもともと、人前で話すことが苦手でした。しかし、経営学部のゼミ活動では発表をする機会が多くあり、自然とプレゼンテーション能力が高まりました。ゼミでは、実際の企業と連携して新商品開発の提案を行うプロジェクトに取り組んでいます。先日は和菓子店に、ベトナムの食材を使った和菓子の提案を行いました。プロジェクトメンバーと共にいろいろ勉強し、良い体験ができました。現在は新たな商品開発プロジェクトをスタートさせています。また、経営学部には、有名企業を例に経営戦略を考える授業などもあり、実践的な勉強ができます。大学卒業後はベトナムと取引のある日本企業に就職し、両国の架け橋となるようなビジネスパーソンに成長したいと考えています。また私の家はコーヒーづくりを行っているので、社会人経験を積んだ後、家のコーヒーを世界に広めるための会社を立ち上げたいと夢を描いています。
2017年5月取材