在学生・卒業生の声

学部の学び

企業・戦略分野

濱口 侑紀さん

経営学部 4年

三重県立津西高等学校 出身

日常にある経済の疑問への探究心が、
未来を描く道しるべに。

経営学部を目指したのは、高校生の時に公民の授業で経済の仕組みや日本経済、国際経済について学んだことがきっかけでした。世の中には多くの企業があり、たくさんのモノやサービスが溢れています。でも、どうやって商品やサービスは生まれたのか?そして、消費者の手元に届くまでのシステムはどうなっているのか?―――日本全体や世界の経済を学ぶ一方で、そんな身近な経済の仕組みに疑問をもち、大学で探究したいと考えるようになりました。
経営学部では、企業・戦略分野を中心に履修。企業や組織が目標を達成するための方法についての基本的な理論や概念を体系的に修得しました。

気づいたのは、人と人との関わりの大切さ。

ゼミでは、実際の商店街が抱える課題を解決するための戦略策定を行うプロジェクトに参加。名古屋市西区の弁天通商店街の活性化に取り組みました。何度も現地に足を運び、商店街の方々から直接お話を聞いたり、地域の方々にアンケートを実施し、現状の課題と戦略を検討。まず、毎月2回開催されている「《弁天通商店街 新鮮朝市》弁天マルシェ」への集客を目指し、親子連れを呼びたいという思いから、子ども向けのゲームなどを企画・運営しました。さらに、6月に弁天通商店街で行われた「天王祭」では、商店街の一角をお借りして「弁天フェア」という物産展を実施。商店街にどのような店舗や商品があるのかを広め、祭りのない通常時でも商店街に足を運んでもらえるようなイベント企画・商品開発に挑戦し、アイデアを実現していくことに面白さとやりがいを実感しました。また、さまざまな人との関わりを深める中で、コミュニケーション力を養うこともできました。

古き良きものに、新しい視点でさらに輝きを。

就職活動を本格的に意識し始めたのは、3年生の6月頃から。2018年度卒業生向けの就職ナビサイトのオープンがきっかけでした。中京大学は就職サポートが充実していて、キャリア支援課はもちろん、ゼミでも親身になって相談にのっていただけます。先日も、ゼミの時間で「他己分析」に取り組みました。長い時間を共に過ごした仲間からのアドバイスは、自分の気づかなかった新たな発見があって、とても参考になります。将来は、大学での学びを活かし、商品開発に携わりたいと考えています。特に歴史のある企業に興味をもっています。それは、商店街活性化のプロジェクトを通して昔から受け継がれてきたものの素晴らしさを感じたから。古き良きものに新たな視点を加えたら、もっともっと輝く。そんな商品を多くの人に届けたいです。

※他己分析
自分への理解を深めることを目的に、家族や友人などの他者から自分に対する印象等を聞いて参考にする活動。

2017年1月取材

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