在学生・卒業生の声

マシンビジョン・ロボットビジョン・

画像処理の産業応用

画像処理技術を応用した
検査工程の自動化
プロジェクトに参画!

PROFILE

工学部

機械システム工学科 4年

コンピュータビジョンシステム研究室

(青木研究室)

(愛知淑徳高等学校 出身)

瀧本 美月さん

社会とつながる環境の中でやりがいを実感。

社会に直接役立つ技術開発や研究に携わりたい。そんな理由からこの研究室を選びました。ここでは今、民間企業各社と協同で、工場の生産ラインにおける製品検査の完全自動化を目指すプロジェクトが進行中です。一般的に工場の製造ラインを流れる製品には良品と不良品が混在し、その判定を人に頼るとコストも掛かり、見落としもゼロにはできません。そこで、さまざまな製品の傷や汚れなどを画像処理技術の応用によって見つけ出そうというのが、このプロジェクトの目的です。それは、多くの企業がすぐにでも導入したい技術で、現場と直結する環境の中での研究に大きなやりがいを感じています。

さまざまな人たちとの出会いと対話が研究の意欲に。

産学協同プロジェクトのもうひとつの魅力は、さまざまな人たちと出会えること。民間企業の技術者や各種研究機関で活躍されている研究者など、専門も立場も異なる人たちの前で発表し、議論する機会も多く、それが刺激となり研究への意欲を高めてくれています。また、研究室内での報告会や学会での発表など人前で話すことが頻繁にあるため、コミュニケーション力やプレゼンテーション技術も自然と身につきました。そして研究を通して実感したのは、現代の工学にはプログラミング技術が欠かせないということ。実際の製造現場でも、工作機械も搬送機もあらゆるマシンがコンピュータとつながり、プログラムによって動いています。この開発に携わる中で、プログラミング能力も着実に向上したと感じています。

女性エンジニアの視点を開発に活かしたい。

子どもの頃から鉄道や航空機などの乗り物が好きで、将来は、そうした乗り物の設計に関わる仕事がしたいと思い、機械システム工学科を選択しました。しかし、プロジェクト研究やインターンシップを通して企業を見ていく中で、女性の視点を活かした製品開発というものにも興味が湧いてきました。最近は理系女子が注目され、テレビや雑誌などを通して女性エンジニアの活躍を目にすることも増えました。しかし、実際のものづくりの現場では、まだまだ女性の視点が足りないように感じています。世の中の製品の半分は女性が購入し、使っているはずです。そんな女性が求めている製品を女性の目線で開発する、将来、そんな仕事ができたらと考えるようになりました。

2017年1月取材

コンピュータビジョンシステム研究室

担当教員 :青木 公也 教授

研究テーマは「知的な目をもつコンピュータ」。画像処理技術の実利用化研究を中心に、産業界とも密に連携して、ものづくりの現場における外観検査の自動化に取り組む。熟練検査員と同等レベルの画像認識を実現する独自のアルゴリズム開発を目指す。

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