通関士 合格
永井 隼人さん
経済学部 3年
愛知県立東海南高等学校 出身
取得資格:貿易実務検定®C級
- 国家資格
- 民間資格
資格取得の取り組みをきっかけに
高みを目指して成長し続ける。
大学進学を前にして中京大学のパンフレットを見て、社会で活躍している卒業生の方や、大学生のうちに何らかの資格を取得している先輩たちが大勢いることが強く印象に残りました。そこで自らも中京大学への進学を決意。大学では新しいことを学びたいと考えて、入学当初から資格取得にチャレンジする覚悟でした。どの資格の取得を目指すべきかを考えながら学内の資格対策講座のオリエンテーションを受けて、興味をもったのが難関資格の一つとされる通関士です。講座が始まると、確かに難しい内容で受講生の大半は上級生。最初の模試ではひどい成績でした。しかしこれに奮起し、1年次のうちに合格を手にすることができたのです。
資格取得で、知識に加えて自信も得られる。
資格取得のための勉強を通して通関業法や関税法などについて理解し、税関の果たす役割の重要性を再認識しました。また、ニュースで取り上げられる「TPP」について考えるようにもなりました。貿易業務に興味をもったことから、通関士に続いて貿易実務検定®C級も受験し、合格。3年次には、港湾運送などを行う企業でのインターンシップに参加しました。一緒にインターンシップ体験をしたのは世間で一流有名大学とされる大学の学生たちでしたが、業務知識の面で彼らを上回ることが多かったのが印象に残っています。資格試験に向けての勉強の成果と共に、資格取得が自分への自信につながることを実感しました。
意識の高い仲間たちと、卒業後に向けた取り組み。
資格だけでなく学部の勉強にも力を入れています。私が所属するゼミはミクロ経済学をテーマとし、実践的な取り組みも行っています。その一つが豊田市との連携事業です。市民参加型の1日イベントを企画し、当日運営をします。決められた予算内でいかに魅力的な内容にするか、ゼミの時間外も自主的に集まって準備し、手応えを感じています。また、経済学部独自の「EXP※」を受講し、プレゼンテーションのスキルやロジカルシンキング(論理的思考力)に磨きをかけています。「EXP」を通して意識の高い仲間たちとの絆が深まりました。これからも、仲間たちと互いを高め合いながら、さらに成長していきたいと考えています。
※EXP(エグゼクティブ・プログラム)
企業幹部および上級公務員などに求められる実践的なスキル修得と、リーディング企業への就職をサポートする選抜制プログラム。
2016年11月取材