教員採用試験合格者
多摩市役所(司書) 内定
富井 歩未さん
文学部
愛知県名古屋南高等学校 出身
充実した環境が背中を押してくれた
早い段階から将来に向けて準備。
私は大学入学前から司書を目指していました。小さい頃から本好きだった上、高校の司書の先生に文化祭などで良いアドバイスをいただき、「自分も司書になって誰かの役に立ちたい」と思ったのがきっかけです。近隣の大学について独自に調べ、司書、司書教諭、学校教諭の免許取得が可能な中京大学文学部への入学を決めました。
司書課程の授業のなかで興味深かったのは「情報資源組織論」。実際の図書員から司書としてのノウハウを教わることできました。当初は教職課程も受講していましたが、2年次の終わりには「学校図書館ではなく、公立の図書館で働きたい」という気持ちが強まりました。そのため学部の学びと並行して、毎日必ず1時間は公務員試験対策も続けました。
知識と経験の幅を広げられる大学。
振り返ると、現職の司書から仕事の話を直に聞く機会があったり、先生に公務員試験対策や就職活動について相談し、アドバイスを受けることができる中京大学の環境は、司書を目指す上で心強いものでした。
また、多彩な学びや体験ができる大学生活も中京大学の魅力です。文学部には古文書読解、広告、民俗学など10以上の研究会があります。私は近代文学研究会の一員として論文発表したほか、研究会の総合代表として研究発表会の運営も経験しました。これらは、社会で多様な人々と接する際に必ず役立つと思います。
高校生の皆さんへメッセージ
中京大学では、自分の学部・学科にとどまらず、興味を持った授業を受けることができる制度もあります。幅広く学ぶことは、将来の自分の可能性の幅を広げることにつながるでしょう。また、図書館をはじめとする施設・設備や、卒業後の進路に向けた学生サポート体制も整っており、充実した学生生活を送れますよ。
2023年3月取材