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2024.01.25 学部

経営学部/齊藤ゼミ 規格外野菜でフードロス問題へ

 経営学部齊藤毅ゼミは12月21日、愛知県日進市と、ベンチャー企業『どんぐりピット合同会社』との産官学連携により、同社が市内に設置している「シェア冷蔵庫」を活用した地域密着型の活動に取り組みました。
「シェア冷蔵庫」は、地域内に設置された会員制の冷蔵庫で、食材のシェアができる食品取引サービスです。サイズや傷に規定がなく、地域で生産された規格外の野菜や余剰食品、または飲食店で作った加工品を、会員登録した客がスマートフォンを使って気軽に購入できます。この仕組みは消費者庁食品ロス削減推進大賞を受賞した一方で、稼働率の向上が課題となっていました。 
 この課題を解決するため、規格外野菜を使って、野菜と相性の良い商品を一緒に販売することを考えました。学生は、同市の農政課から紹介された農家と交渉し、規格外野菜を手に入れ、同市内の人気飲食店『Pasta クオーレ』に勤務する小吹駿斗さん(本学卒業生)協力のもと、ドレッシングを開発しました。
 ドレッシングは「シェア冷蔵庫」を通じて販売されました。廃棄されがちな野菜が価値ある商品へと生まれ変わることで、フードロスの削減につながります。
 この取り組みは、中日新聞(12月13日付朝刊)に掲載されました。

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(写真左上から時計回り)日進市農政課岡田剛さん、どんぐりピット瓦口翔馬さん、経営学部落合祐羽さん、Pastaクオーレ小吹駿斗さん、経営学部矢野月菜さん、経営学部古橋拓磨さん

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規格外野菜を使った「食べるドレッシング」と試食会の様子

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