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2022.11.24 学部

工学部/第28回画像センシングシンポジウム(SSII2022)優秀学術賞を受賞

工学部の青木公也教授、白村佑真さん(工学研究科修士2年)、輿水大和名誉教授が6月8日~10日に開催された画像センシングシンポジウム(SSII2022)で発表した「KIZKI 処理における固視微動の再考-固視微動の三種の成分に学んだ注視機構モデリングー」が優秀学術論文に選ばれました。
<br>SSII優秀学術賞は、画像センシングシンポジウム※にて発表された一般発表の中から、学術的価値が特に高いものに与えられる賞です。表彰式は来年のSSII2023の会期中に執り行われる予定です。

【表彰名称】

第28回画像センシングシンポジウム(SSII2022)優秀学術論文賞

【対象論文名】

KIZKI 処理における固視微動の再考-固視微動の三種の成分に学んだ注視機構モデリングー

【受賞者(論文著者)】

青木 公也、白村 佑真、輿水 大和

【研究の概要】

「KIZKI処理」は2012年にその基本原理が発表された画像検査手法です。製造ラインでは各種外観検査が実施されていますが、それを画像処理技術によって自動化する試みです。発表以来、エンジン部品、電子部品、液晶パネル等様々な対象への応用が図られました。

KIZKI処理の特徴は、人の視覚生理機構をもとに実験的に実装されたことです。今回の研究では、特に注視中の眼球運動に着目しました。眼球は絶えず微細に運動(固視微動)しています。この固視微動が、検査員が製品のキズに「気付く(KIZKI)」仕掛けの一端を担っていると仮定し、その機能をコンピュータに実装することを試みました。

※画像センシングシンポジウム(SSII)は毎年6月頃に開催される画像認識分野の国内最大級の学会です。SSII2022はオンライン・対面のハイブリッドで開催され、2,000名以上が参加しました。

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