2019.01.16 学部
文学部歴史文化学科/2018年度研究発表会を開催
12月7日~21日の3週にわたり、文学部歴史文化学科の2年生19チームが1年間のフィールドワークの研究成果を発表した。
1月11日には表彰式が行われ、週ごとに入賞テーマが選ばれた。「神の物」班、「手筒花火下から見るか横から見るか」班、「カサデレラ」班の3チームがそれぞれの週の1位となった。
この発表会は歴史文化学科2年生の必須科目「踏査基礎演習」で、各ゼミ4~5人グループがテーマを決め文献調査と現地調査を実施し、考察を加えて発表するというもの。
表彰式を終えて播磨教授は「グループでチームワークをつくって取り組むことは社会人として必要なことです。この1年間で行ったことを活かして、3年生ではさらに研究を深めてください」と話した。
【1位入賞テーマの概要】
■12月7日(第1週)
「漬物神社~神からの贈り物~」神の物班
メンバー:山北美和さん、山田瑠奈さん、山口佑さん、安井駿輔さん)
概要:漬物の歴史を取り上げ、香の物は日本武尊が発した「藪の神の物」という言葉が語源であったことや腐らない神秘的な漬物は
神からの贈り物として重宝されていたことを発表した。
■12月14日(第2週)
「豊橋における手筒花火の変遷」手筒花火、下から見るか横から見るか班
メンバー:井上安理さん、今井孝憲さん、日野将平さん
概要:手筒花火は時代とともに素材や火薬量、掲げ手が変化したことや、実物の手筒花火を見せながら仕組みについても説明した。
■12月21日(第3週)
「PRINCESS OF LEGEND」カサデレラ班
メンバー:浅野歩さん、石川和音さん、石川茉優さん
概要:笠寺観音を取り上げ、正式名称の天林山笠覆寺の由来や歴史、笠寺観音が現在も縁結びのご利益があるとされていることを発表した。
【コメント賞】
森中さん、林さん、二宮さん