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2018.08.03 ニュース

高大接続入試 単位認定型(経済学部)の講義を実施

2018年度入試から実施されている高大接続入試経済学部単位認定型の講義が82日、3日の2日間実施された。

この高大接続入試は、高校3年生と中京大学経済学部生が一緒に「経世済民の学び」という集中講義を受け、毎時限講義の課題を提出し、成績が付与される。単位を修得したら出願ができ、10月に実施される面接試験を経て、講義の成績と面接の総合評価で合否が決まる入試方式。この入試で中京大学経済学部に入学した場合、講義の修得単位は1単位として認定される。

 

今年度の集中講義は、経済学部生80人と高校生222人が受講。四国や関西、北陸からも高校生が集まり、朝9時から真剣に講義を受けていた。

講義の内容は、経済を学ぶ上で必要となる基礎ばかりであるが、高校の授業と大学の講義では学び方が違うため、高校生にとっては戸惑うこともあったようだ。担当教員は、高校の教科書に載っている内容にも触れながら講義を行った。また、「経済分析」の講義では高校生と大学生がグループになり、不法投棄を題材にしたゲーミングシミュレーションを行い、環境問題について考察した。

 

講義を受けた高校生は、「高校の授業との違いに戸惑いもあったが、経済がどのような学問か理解することができた」「毎時限の小レポートやテストは高校のテストと違い、自分の意見を書くことが難しかった」「講義を受け身で聞いているだけではなく、グループワークで実際に手を動かして考える機会があってよかった」などと話していた。

 

 

講義内容

  1. 『国際経済学』 グローバルな視点で経済を捉えよう
  2. 『マクロ経済学』 不況とは?デフレとは?―経済成長から考えてみる―
  3. 『ミクロ経済学』 人はどうやって物事を決定しているの?その結果社会はどうなるの?
  4. 『金融』 お金って何?
  5. 『経済政策』経済問題の原因と対策を考えてみよう
  6. 『財政学』 政府って何のためにあるの?
  7. 『日本経済』 実際の日本の経済ってどうですか?
  8. 『経済分析』 ゲーミングシミュレーションで環境問題を分析してみよう

 

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