2018.05.10 学部
経済学部/中山ゼミ・トランスコスモス財団からの助成金で研究を行う
中京大学とトランスコスモス財団は、より良い社会の更なる発展向上に資することの一環として、大学生への奨学金給付事業に関する協定を締結している。今回経済学部の中山惠子ゼミがトランスコスモス財団から助成金を用いて研究を行う。
【経済学部3年 宇野木将生さん・山田早織さん・田中万友佳さんの記事】
今回は「情報通信技術等の科学技術に関する研究」ということで私たちは「デジタルマーケティングを利用した消費の増大」というテーマを軸に”教育・観光”の観点から研究を行います。
時代背景も取り入れ、”教育”分野ではAIなどの技術を用いて学習機会の格差の是正、長期的に見て賃金格差の是正につながるのではないかと考えています。そのため現在行われている教育にプラスする形あるいは新しい形のビジネスモデルの提案を行います。
一方”観光”分野では地域格差の是正という方面で研究を進めています。観光による経済効果を用いて地域格差、延いては所得格差の是正につながると考えており、現段階では下準備である情報量のアップや綿密な調査計画の確定を行っています。
助成金の使用内訳としては”教育”分野ではPCソフト購入費、教育関係の書籍費などがあり、”観光”分野では実地調査のための移動費、宿泊費などが現在計画されています。
今回の研究はとても規模が大きく、リスクもあるため行うことにそれ相応の責任が伴うと心得ています。しかしこの研究は私たちの人生において大きな経験値になると思っています。チームワークの向上、一人ひとりが役割・責任をもつ経験、リーダーシップの拡大、タスクマネージメントの実践経験、メールや電話などビジネススキルの向上、言葉遣い、プレゼン方法といった日常の生活では簡単に得ることができない、多くの技術を得られることが可能な場であると考えています。
このような機会をいただくことができたことに感謝し、一人ひとりが覚悟を持ってプロジェクトを行い、助成金に対して胸を張れる相応の結果を出せるよう取り組んで参ります。