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2018.01.19 学部

総合政策学部学生の提案が松阪市の観光振興政策として採用 「まつさか若者クラブ~MYC~」プログラム

 

 総合政策学部の水野瑠美さん(3年、大森プロジェクト研究)が三重県松阪市で行われた「松阪市長への政策提案」プログラムで政策提案し、一部が松阪市の観光振興政策として採用された。

 同プログラム「まつさか若者クラブ~MYC~」は、高校生から39歳で松阪市のまちづくりに興味のある市民をあつめ、未来の松阪市のために政策提案などを考えるプログラム。2017年5月に第1回が行われ、11月11日、5回目となる最終回で市長に提案した。

 

 水野さんは、日本らしさの残る松阪市として「松阪木綿で旅する松坂市」をテーマに、三重県の指定伝統工芸品である松阪木綿を使ったビジネスやイベントを提案した。

 具体的には、駅などに松阪木綿の着物などをレンタルできる施設を構え、観光客はその着物を着用して観光する。それを着て訪れた観光客には商店街や飲食店、観光スポットで特別なサービスや割引を行うというもの。松阪木綿を観光資源として活用し、観光地としての魅力度向上による観光客の増加や、松阪木綿による松阪市の知名度向上などが見込まれることを効果として挙げた。

 松阪市は水野さんの提案を受け、松阪木綿の着物を着た方に対し、2017年12月1日より対象の文化施設に無料で入館することができる取組みが実現されることとなった。

 

 ※詳細はまつさか若者クラブ関連サイトをご覧ください。

 水野さんは「政策について講義で学んでいたということもあり、実際に地域と関わって提案してみたいと思いプログラムに参加しました。学生である自分の提案が、まさか松阪市で本当に実現されるとは思っておらず、驚きました。また地域のために行動したという実感が湧き、大きな達成感を感じました。周りを見渡すと自分の行動次第で改善できることはたくさんあると気づき、人や何かのため目的をもって行動することのやりがいを感じることができました。とても貴重な経験です」と話した。

 

関連サイト:まつさか若者クラブ~MYC~に関してはこちら

 

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