社会つながりプロジェクト

2023-09-10
研修3日目 竹富島での活動報告
9月10日 研修3日目 竹富島での活動報告(KM)

竹富島では牛車・展望台・サイクリング・グラスボードなどを体験しました。

牛の曳く木製の車にのり、ゆったりと町中を回るのを「牛車体験」をしました。ネットでは「西表島1日ツアー」や「石垣島&竹富島1日ツアー」など沖縄周辺でしか体験できないことが分かりました。

この牛は「まさかいくん」といい、人間でいう39歳、働き盛りの男の子です。牛を先導する人が「止まれ」「進め」という言葉に反応し、止まったりしていました。十字路では内輪差を考え、当たらないように曲がっていたのが印象に残っています。まさかいくんは、乃木坂46さんや出川哲郎さんなど共演しており、1番人気と聞きました。途中から先導する方が三線を弾きながら歌って下さり、風を感じながらゆっくりと回ったのもいい思い出です。

さらに、道中では、シーサーや八重ビスカスなど沖縄や石垣島ならではのお話などをしていただきました。ここ竹富島の街並みは昭和62年に「町並み保存地区」に選ばれました。シーサーでもおしりの上がっているシーサーは「ゲン担ぎ」という意味があり、口が開いているのは「男の子」を表し、沖縄本島と合わせてシーサーは約17,000種類あると聞きました。

左の写真は私がお昼にいただいた「かにふ」さんの「豆腐チャンプルー」です。単品を注文しましたが見た目よりもかなり量が多く、おなか一杯になりました。また、このお店では前払い制で、食事の提供も早かったので、とても良い思いました。かにふさんのランチ時間は11時?15時30分までとなっており(引用)、この日が日曜日ということもあり、かなり多くの人が外で待っていましたが、店内に入るまでは10分とあまり時間はかかりませんでした。

暑くなり近くのカフェで涼みたいと思い「ぱーらー願寿屋」さんに寄りました。右の写真は「うちなーサンデー」といい、中には紅芋、胚芽クラッカー、塩ちんすこうアイス、ウベアイス、田芋(たいも)チーズケーキ、コーンフレークが入っており、とても美味しかったです。ですが、この日の気温は33度と高かったため、アイスはテーブルに着くまでに溶け始めたため、気になっていた田芋のチーズケーキは分かりませんでした。このほかにも「シークワーサーのかき氷」や「シークワーサーのスカッシュ」を頼み、涼みました。


お昼の後、この「丸八レンタサイクル」さんで借り、竹富島内を走りました。左の料金写真は2021年8月に投稿されたものを引用させていただきました。この写真では2.5時間1,000円になっていますが、私たちが借りたときの値段は1,250円と値上がりしたことが分かりました。

ここの店主さんからマップをいただきました。マップに沿って走れば、店主さんや島がおススメする観光スポットへ行くことができます。しかし、実際に走ると目印となるものが少なく、たまに見かける板に書かれた目的地と矢印、目的地までの距離を見てどの方向に目的地があるか判断しました。走っている途中「この道通れる??」というような木々が生い茂った、ごつごつした道があり、大変でした。

また、今回の研修で私は日傘も帽子も忘れてしまったので、次の日から頭皮が痛く、名古屋に帰ってきてから数日後、皮がめくれて大変でした。

別名、星の砂浜と呼ばれる「カイジ浜」では実際に砂浜を歩き「星の砂さがし」を行いました。砂浜ではよく見ると星の砂や白い珊瑚、小石、貝殻がたくさんありました。砂浜の近くには小さなお店があり、ビンに星の砂を詰め、300円ほどで売っていました。また砂浜で初めてヤドカリを触り、とっても小さくかわいいなと思いましたが、のちのち、湯屋さんからヤドカリなど触ったりするのは「文化財保護法」に引っかかることを教えていただき、驚いたと共に勉強になりました。

次に展望台についてお話します。「なごみの塔」という左の写真の展望台は老朽化が進んでおり、危ないため登ることはできませんでした。このなごみの塔の近くに新たに作られた展望台は「あかやま展望台」といい、100円の入場料がかかりますが登ると、竹富島の景色や家、街並みなどを見ることができ、また吹く風も心地よいのでとても良かったです。

グラスボードは一見、船に見えますが中に入ると、底の部分がガラスになっており、海の中にいるような感覚になります。私は今年2月に母親と石垣島に旅行した際に川平湾のグラスボードを体験したため、竹富島でのグラスボードがあると聞いたとき、乗りたいなと思っていました。竹富島でのグラスボードは小さい魚から大きい魚まで見ることができ、また運転士の方が「エサ」を投げたため、魚たちがものすごい勢いで食らいついているのを見て、私たちは写真をたくさん撮りました。このときエアコンが壊れており、扇風機一台で過ごした20分はとても暑かったですが、思い出となりました。

また川平湾と竹富島でのグラスボードは船自体も違いがあり、川平湾では船の真ん中がガラスになっていたため、乗客の全員がのぞき込むような感じでした。一方、竹富島のグラスボードは2つの違いがありました。この写真は私たちが乗船したものとは異なりますが、船を前から見ると五角形のようになっており、その理由として太陽光を取り入れ、見やすいようにしていること。2つ目は魚が多いことですが違いとして分かりました。川平湾では珊瑚とカクレクマノミが多くみられました。

川平湾では左の写真のように「ウミガメ」が見ることができました。一方、竹富島では少し見えにくいですが赤井の矢印の先にある小さな粒々は海底温泉で、これは川平湾で見ることができなかったので海の流れや暖かさの違いがあるのかなと思いました。川平湾でも竹富島も見たことないものを見ることができたのでとても楽しかったです。

実際は「喜宝院蒐集館」と「竹富島ビジターセンターゆがふ館」へ行く予定でしたが、竹富島ではこの島ならではの体験や風景を楽しんでしまったため、予定だった喜宝院蒐集館と竹富島ビジターセンターは行くことができませんでした。

ここゆがふ館では「西表 石垣 国立公園 竹富島」として自然と伝統文化・芸能を紹介する施設として開館しています。入館料は無料で、開館時間は8時?17時となっています。中に入ると優しい、温かい雰囲気に包まれた空間で、竹富島の自然や伝統文化・芸能について知ることができます。この施設では来島者・観光者と島民の交流の場にもなっています。

喜宝院蒐集館は閉館となっていました。閉館理由は分かりませんでしたが、種子取祭(タナドゥイ)の日は休館になりますが、タナドゥイは11月から始めるため、お昼近いからなのか気になりましたが情報はありませんでした。

営業時間は朝9時から17時となり、大人は入館料が300円となっています。

文字が普及していない時代に人口や収穫高、人頭税を記録するために使ったとされる藁算という道具や竹富島で織られた芭蕉布(張りがあり、肌触りの良い生地)、ミンサー織り(木綿素材を平織りして仕上げられる伝統的な織物)、島で実際に使っていた民具、祭で使用された衣装など約4,000点が展示されています。

 

引用

『星野リゾート』「みちくさガイド」(石垣島(竹富島)の気温と服装をチェックしよう - みちくさガイド (hoshinoresorts.com))(サイト日 2023年 9月28日)

『4travel.jp』「丸八レンタサイクル」(丸八レンタサイクル クチコミ・アクセス・営業時間|竹富島フォートラベル】 (4travel.jp))(サイト日 2023年 9月28日)

『竹富島観光協会』「カイジ浜」(竹富町観光協会| (竹富島)カイジ浜 (painusima.com))(サイト日 2023年 9月28日)

『竹富観光センター』「お食事処かにふ案内」(お食事処かにふ案内 - 竹富観光センター (suigyu.net))(サイト日 2023年9月28日)

『沖縄REPEAT』「竹富島のポストなごみの塔?「あかやま展望台」は最高です」(竹富島のポストなごみの塔?!「あかやま展望台」は最高です! | 沖縄リピート (okinawa-repeat.com))(サイト日 2023年9月28日)

『いらすとや』(かわいいフリー素材集 いらすとや (irasutoya.com))(サイト日 2023年9月28日)

『竹富島 環境省』「館内案内」(竹富島ゆがふ館 館内案内 (taketomijima.jp))(サイト日 2023年11月6日)

『竹富島グラスボード』(グラスボート 竹富島 - Bing images)(サイト日 2023年11月8日)

『石垣島ツアーズ』「竹富島=竹富島ビジターセンター=ゆがふ館」(竹富島ビジターセンターゆがふ館-竹富島の観光スポット | 石垣島ツアーズ (ishigaki-tours.com))(サイト日 2023年11月6日)

『石垣島ねっと』「喜宝院・蒐集館」(喜宝院・蒐集館|石垣島の観光ガイド 石垣島ねっと (isigakizima.net))(サイト日 2023年11月6日)

『石垣島ホームページ』「竹富島 種子取祭」(竹富島 種子取祭 | 竹富町ホームページ (taketomi.lg.jp))(サイト日 2023年11月6日)


海外博物館研修2023@石垣島宮古島

コロナの影響で今年度も、国内、沖縄県石垣島と宮古島にて実施しました。研修先での活動を学生が紹介します。