在学生・卒業生の声

外国人留学生

実践的に学べる環境で
自己成長を目指したい

永草 エルビラさん

法学部 法律学科

ウクライナ 出身

高度な専門性を追求したく、中京大学の法学部へ入学

 母国の大学で日本語学科を専攻していたこと、また以前から法学への関心が高かったことから、さらなる学びを得るため来日。法学の高度な専門性を追求するため、実践的に学ぶ環境がある中京大学へ入学しました。現在は主に「憲法」・「民事法」・「刑事法」・「行政法」の学修に力を入れています。なかでも、一番熱心に取り組んでいる授業は「民法」です。なぜなら、この授業では、単なる学説や抽象的な知識の学習だけではなく、実際の判例を通じて理解を深めることができるからです。そして、判例の分析を通じて、実際の裁判においてどのように法が解釈されるのかを具体的に理解することができます。また、法の解釈の学びだけではなく、短期間での専門用語の学習を通じて、自らの語学力の向上にもつながる良い機会になっています。

法学の基礎の学びを深める中で司法試験を目指す

 私は卒業後、刑事で起こる問題を法律家として実務で解決する手助けをしたいという大きな志があります。そのため、現在アルバイトやサークル・部活動を行わず、学業に専念しています。また、大学の授業以外の時間を利用して予備校の講義を受講しています。そこでは、司法試験の論文作成に必要な理論構造の暗記に取り組んでいます。この1年間を通じて、大学や予備校で専門知識を学ぶことができただけでなく、私生活も含めた目標に向けた学習計画の立案能力や課題に取り組む際の集中力、論理的に分析する能力も身に付けることができました。

 人生の中でとても貴重な大学生活の残り3年間も学業を中心に悔いが残らないよう、目標達成に向けて1日1日を大切に過ごしていきたいという思いです。

留学生後輩へのメッセージ

 自分の目標に向かって全力で取り組んでほしいです。大学の4年間の過ごし方によって、将来のキャリアが大きく変わるかもしれません。時間の使い方は人それぞれですが、自分の好きなことに制約が少なく、自由に自ら考え、様々なことに行動・挑戦できる期間は社会人になってからはそう多くは訪れません。皆さんにとって、これからの大学生活が実り多いものとなることを願っています。