学部の学び


三宅 理恵さん
国際学部 国際関係学科
静岡県立富士高等学校 出身
グローバル課題に取り組む国際公務員を目指して
国際課題に興味を持ち、中京大学で専門的に学ぶ
幼少期、海外に住んでいたことから国際問題に興味を持ち、いつか海外で働きたいと考えていました。
そのため、貧困や難民問題など世界的な課題に取り組む「国際開発学」を専門的に学べる中京大学に進学。将来、国際公務員として世界を舞台に働くことを目指し、現在は国連公用語であるスペイン語に修得に注力しています。

日々、自身の視野の広がりと成長を感じる
2024年12月に参加した「第53回全国スペイン語弁論大会」では優勝することができました。
ゼミでは文献の精読で国際協力への理解を深めながら、世界の開発課題についてディベートを行っています。個性豊かで多様な考えを持つメンバーと議論を重ねることで、視野を広げ、成長を実感しています。
わたしの夢に向かって
UNDPやUNICEFなどの国際機関の職員として、ジェンダーや教育の分野でラテンアメリカ地域の発展に携わることです。
その夢に向かって頑張っていることは、語学と専門分野の基礎知識の習得です。
語学に関しては、1〜2年生では英語の学習に注力し、現在は英語に加えて国連公用語の1つであるスペイン語を学んでいます。
卒業までにCEFRのB2レベル(ビジネスで使用するのに困らないレベル)の資格を取得したいと考えていて、スペイン語の授業に加えて先生にお願いして個別レッスンをしていただいており、週10時間以上スペイン語の学習をしています。
また、国際協力に関する理解を深めるため、世界の開発課題やグローバル問題に対して実施されている国際協力の理念、歴史、手法、多様なアクターの特徴等を授業を通して学んできました。
現在は論文や文献を読んでさらに知識をインプットすると共に、ディスカッションやディベートを行ったりして多角的な視点から理解を深めるようにしています。
高校生の皆さんへ
高校までとは違い、大学進学はより多くの選択肢の中から自分で選んだ道を自ら開拓しなくてはいけません。その分進路に迷ったり、学業・部活動の成績等で悩んだり、大変なことも多いと思いますが、いま皆さんが経験していることは大学受験を終えたとき、きっと大切な経験として今後の人生の糧になると思います。ぜひ妥協せずに、とことん向き合ってみてください。
そして辛い時は息抜きをしながら、大学生になったらやりたいことや、学びたいことを考えてみて、今の気持ちを忘れずに書き留めておいてください。モチベーションにつながるだけでなく、大学生になったときの指針の一つになると思います。
高校生活でしかできないことがたくさんあったと大学生になって実感するので、ぜひ1日1日を大切に過ごしてください。皆さんの青春を応援しています!
2025年2月取材