在学生・卒業生の声

Magic/Logic/Music

"ラジオ"の新たな可能性を、番組づくりを通じて実感。

PROFILE

中京大学工学部

メディア工学科 4年

Acoustic Informatics研究室

 

株式会社レコチョク 内定

※新学部学科名称にて記載

(岐阜県立長良高等学校 出身)

磯部 光佑さん

ラジオ番組の制作サイドの仕事に興味を。

なぜ、インターネットラジオを研究テーマにしたのですか?

中学生の頃からラジオ好きでした。もちろん、番組の内容にも惹かれましたが、どちらかというと、番組の構成や編集、ミキシングなど、制作サイドの仕事に興味を持ちました。そのため高校では放送部に所属し、実際に番組を制作していました。メディア工学科を選択したのも、ラジオ番組や音響の制作がしたいという思いからです。だから研究室は、迷わずカールストーン先生の研究室を選びました。ここなら、メディアとしてのラジオの新しい手法や技術を身につけると思ったからです。

では、カールストーン先生について教えてください。

カールストーン先生は音響の専門家です。現役のラジオプロデューサーとしても活躍しておられ、また作曲家として自らの作品を発表されてもいます。コラージュ音楽という、コンピュータを使った新しい音響表現を開拓され、その世界で高く評価されています。研究室ではとくに、コンピュータを使った音表現を中心に研究しています。この研究室では、学生はまずプログラミングについて勉強し、サウンドデザインやサウンドアートに関する基礎を学んだ上で、新たなサウンド表現や映像表現に挑戦していきます。さらに、インターネットを活用した新たなメディアの活用方法などについても研究しています。とにかく、自分たちで表現し、オープンに評価しあうというのが、この研究室の特徴です。

番組づくりを通じてチームワークの大切さを知った。

どのように番組づくりを進めたのですか?

3年次になったときに、研究室の仲間全員でプロジェクトを立ち上げようと話が盛り上がりました。メンバーは総勢11名。全員が自分の作品を作り、実際にメディアを通して発信しようということになりました。それに適したメディアがSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)でした。制作に関しては、表現の面白さを追求するのは当然ですが、メンバーそれぞれの技術力を高めることを目標におきました。あくまで研究としてやっている限りは、それがいつか何かの役に立つ技術力の修得につながることを期待していました。だから、インターネットのSNS上でのストリーミング放送を前提に、番組構成からDJ、録音、編集、広報もすべて学生が行うこととし、そこからサウンド・エンジニアリングの習得と新たな情報発信の手法開発に挑戦しようということになりました。

何を題材に番組を作ったのですか? また、苦労したのはどんな点?

メンバーがそれぞれに好きな番組を作ると決めました。そのため番組のテーマは、スポーツや音楽、アニメ、地域情報など、本当にいろいろです。そうした個人番組を一人2本ずつ制作し、さらにチーム制作の番組1本を加え、一人3本の制作に携わります。チーム制作の番組は、中京大学の各分野で活躍されている先生方のインタビューが中心です。 最初に苦労したのは、音のレベル調整です。録音場所も人によってバラバラなため、ある人の音源は音声が割れていたり、ある人は風の音が入ってしまったりと、基本的な音取りから苦労の連続でした。問題が起こる度にみんなで話し合い、解決法を見つけながら作品づくりを進めていきました。

個人が発信した情報が瞬時に世界を駆け巡る。

番組づくりを通じて得たことは何ですか?

当初は集めた音源のレベル調整にも苦労しまたが、放送を重ねるにつれ、みんなコツをつかんでいきました。そして、みんなで協力すること、知恵を出し合うことの大切さも学ぶことができました。そして何より嬉しかったのは、番組を聞いてくれた人からの感想がすぐに得られた事です。もちろん、SNSという限られた領域ですが、「面白かったよ」とメッセージをもらったときは本当に嬉しかったです。同時に、個人が気軽に情報発信できることに、改めてインターネットの凄さを実感しました。

今後は、どのように研究を発展させていくつもりですか?

マスメディアとしての「ラジオ」は、多くの人に聞いてもらうことが前提となりますが、webラジオは趣味や興味の合う人だけに発信することが前提です。そのため、表現や情報の内容も全く異なるものになると思います。また、字幕や映像をつければ、瞬時に世界に発信できるというメリットもあります。こうした全く新しいメディアを使って、「ラジオ」の新しい可能性を追求していきたいと思っています。そのためには、新たな表現手法やシステムの開発も必要です。それが、私のこれからの研究テーマ。とにかく「ラジオ」というものにこだわって、メディアとしての価値を再評価してもらえるような研究を進めていきたいと思っています。

Acoustic Informatics研究室

担当教員 :担当教員:カール ストーン 教授

メディアアートの表現を学ぶべく、プログラミング/レコーディング/作曲/リスニング/サウンド・エンジニアリング等を学ぶ。サウンドをメディアとして、様々な作品制作に関わっていく。又プロジェクトとして、コンサート運営/CD・DVD制作/ウェブラジオ番組制作/アプリ開発にも取り組む。学生は自分の作品を発表し、オープンに批評やディスカッションをする。

2014年5月取材

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