新時代の体現者たち

HUMAN SKILLS

発信力

人の思いを受け止めるために自ら発信し、話を聞く。

心理学部 心理学科 4年

川﨑 貴仁さん

Takahito Kawasaki

他者の思いを受け止められる豊かな人間性を求めて。
その先に、理想の公認心理師像がある。

視野を広げ成長するため、インターンシップや留学を体験。

父や母も中京大学で心理学を学び、父は現在は医療機関に従事しています。私も公認心理師・臨床心理士を目指し、3年次には迷わず臨床心理学領域のゼミを選択しました。そんな時、ゼミの先生からも父からも「視野が狭くなってはいないか」と疑問を投げかけられました。この言葉が胸に響き、このままではいけないと危機感を覚えました。そして自分の世界を広げてみようと挑戦したのが法務省のインターンシップです。期間中には少年院の見学をすることができました。入所している方と関わるということで少し身構えてしまったのですが、そこで暮らす彼らはとても素直。懸命に更生しようとしている姿が伺えました。そこから「先入観をもたず、人と接することの大切さ」を知りました。また、『心理学海外演習』ではオーストラリアに3週間滞在し、ホームステイをしながら現地で心理学の専門授業を受けました。文化の違いからバスに乗るのも一苦労でしたが、次第に「今まで暮らしてきた日本を中心に考えているから、違いを窮屈に感じている」とわかり、その違いを受け入れる心の余裕が生まれました。

信頼関係の構築は、真摯な対話が第一歩であると知った。

フラット、かつオープンな姿勢で人と接し、互いの価値観の違いを否定しない。それがインターンシップと留学で得た学びです。この経験を活かし、4年次に挑戦したのは「Light It Up Blue」というイベントの運営です。世界各国で行われている自閉症の啓発イベントで、名古屋での開催は中京大学の心理学部と工学部、現代社会学部の学生が中心となって実行しました。同じ学生同士ですが学んでいる専門領域が違うだけで、他学部の学生の考え方や目の付け所が大きく異なります。違いを超えるには、対話しかありません。聞く、思いを受け止める、そして話す。その繰り返しの中で徐々にチームが一つにまとまっていく感覚を味わうことができ、当日は多くの方々の笑顔に出会うことはもちろん、イベント自体も盛大に幕を閉じることができました。準備期間に意識した「真摯な対話」は、臨床現場で出会う方々と向き合う過程にも通じることがあるように思います。たくさんの気づきが得られた4年間を土台に、次のステップとして大学院に進みます。その先に「たくましさを身につけた公認心理師・臨床心理士としての未来」が待っていたら。こんなに嬉しいことはありません。

2017年9月取材

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