中京大学工学部は、AI技術が必要とされる社会のニーズに応えるため
2020年度から全学科で、AI・データサイエンスなどの授業を拡大
2020年度から全学科で
AI・データサイエンスなどの
授業を拡充
- 機械システム工学科
- 電気電子工学科
- 情報工学科
- メディア工学科
求められる
工学部

「動画サイト」「マッチングアプリ」「ハンバーガーショップ」「クリーニング」「商品の生産計画」「仕入価格予測」などさまざまなサービスでAIの導入が進んでいます。


IT人材の需要拡大により、2030年にはIT人材が約45万人不足すると言われているなか、AIの市場規模と、人材の需要は年々高まっていくと予想されています。国も市場規模拡大に伴い2019年にAI戦略を発表し、新たなAI人材の育成の指針を示しています。
AI人材の育成
2025年 25万 人/年
出典:内閣府「AI戦略2019」
人工知能(AI)技術が新ビジネスを次々に生み出す新時代の「即戦力」の養成を重視
- 変革の時代に柔軟に対応できる人材
-
変革を力強く先導できる
イノベーティブな人材
「適応力」と「基礎力」を育む
実践型教育

学生と教員・産業界との接触機会を拡大し、きめ細かな工学教育を実践しています。
- 実験系授業の充実
- 早期の研究室配属
- 独自の自主提案型プロジェクト制度
- 海外留学
- 企業インターンシップ支援
就職データ
就職率 98.3 %
製造・設備 |
スズキ/アイシン/浜松ホトニクス/豊田合成/アドヴィックス/小島プレス工業/ 荏原製作所/マキタ/東芝テック/フタバ産業/アイホン/山崎製パン/クリナップ/ トーエネック/NDS |
---|---|
サービス・マスコミ |
KDDI/富士ソフト/インターネットイニシアティブ/デンソーテクノ/富士通エフサス/ NDS/ジャステック/三菱電機エンジニアリング/三菱自動車エンジニアリング/ ベネッセスタイルケア/中日新聞社 |
運輸・インフラ | 東海旅客鉄道/近畿日本鉄道/関西電力 |
上記のほか大学院研究科へ進学 |
※中京大学調べ(2022年3月卒)
※一部抜粋
学び

AI(人工知能)やデータサイエンスなど情報系の授業を拡充。
AI技術の発展によりAI人材が必要とされる社会のニーズに応えるため、2020年度から全学科で情報系の授業を拡充しています。

確かな基礎力から工学の専門分野へと学びを深めます。
数学・基礎物理学・プログラミングなど、工学の「基礎力」を横断的に学びます。

高度研究を通じた実践的教育を重視。
実験・演習系授業や、早期の研究室配属と産業界と連携して取り組む『プロジェクト研究』を通じて、高度な専門性と実践力を獲得します。

更に高度な専門知識と技術を身につけるため、大学院への進学を推奨しています。
技術を複合化し、更に高度な技術へとつなげることのできる人材を育成するため、学部・研究科の6年で一貫して展開する教育体制を確立しています。
中京発、世界初
みんなまだ知らない。中京大学の真の姿を。
世界初のAI技術で国際会議最優秀論文賞を受賞。誰もが驚く「中京発、世界初」
中京大学では、企業からの委託研究や共同開発、
長期にわたる国家プロジェクトへも積極的に参画しています。

研究事例
(電気電子工学科)
イオン推進器の逆流イオンによる宇宙機表面材料損耗評価手法の開発。

連携先
宇宙航空研究開発機構(JAXA)

研究事例
(機械システム工学科)
人間のように考え、人間と共に進化する未来のロボットを開発。

連携先
国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究事例
(情報工学科)
ナショナルデータベースを活用した医用画像認識の実利用プロジェクト。

連携先
日本医療研究開発機構、
国立情報学研究所、日本超音波医学会、京都大学、
近畿大学

研究事例
(メディア工学科)
市民参加型建築プランにおけるタブレットでのビジュアライズ手法を開発。

連携先
名古屋大学、株式会社石本建築事務所
環境

電波暗室
電気電子工学科
室内の全面が金属で覆われており、外部の電波は入り込めず、内部の電波は外に漏れない、電波実験のための部屋です。無線LANや携帯電話の通信品質の向上を目的とした実験、電波の品質劣化の修正方法に関する評価実験等に使用します。

知能ロボット実験装置
機械システム工学科
最新の画像センシング技術や、AI技術を搭載しヒューマノイド型のロボット実験装置。3次元計測の技術が利用されており、日用品の持つ「機能」(スプーンに備わっている「すくう」、「つかまれる」など)をAIが認識し、その情報からロボットがさまざまな道具の使い方を理解、自律的に行動する実験装置です。

多目的映像スタジオ
メディア工学科
映像と写真の撮影ができる照明設備を持ち、100名程度のコンサートや上映ができる音響・映像装置も備えています。YouTubeのライブ配信やCG映像の制作実習などでも利用されています。学生は本格的な機材を使用して、音声や映像を収録する上での技法を学びます。

人工知能高等研究所
情報工学科
高度な人工知能の実現を図るため、工学および関連学際領域を含む広い視野から人工知能に関わる共同研究を総合的に推進する研究所。約40名の研究院が在籍し、活発に研究、事業プロジェクトに携わっています。
Voice 在学生・卒業生の声

社会でのニーズが大きい、画像処理のプログラミング
機械工学と情報工学の両方を学べるカリキュラムに魅力を感じ、中京大学工学部機械システム工学科に入学。2年次から研究室に配属され、画像処理やAIのプログラミングを研究しています。工場で使われているロボットなど、ものづくりの現場で実際に活用されている技術を扱っているので、今の社会のニーズが見えてきました。特に興味を持っているのは、画像処理のプログラミング。ヒューマンセンシングや3 D 物体認識など、さまざまな技術を学んでいます。卒業後は大学院に進学し、更に高いプログラミング技術を身につけるのが目標です。
安藤 涼太さん
機械システム工学科
愛知県立刈谷北高等学校 出身
※2022年5月取材

宇宙分野の研究を通して、画像処理プログラミング
幼い頃から宇宙に興味があったので、ロケットの電気的エンジンを開発する研究室がある中京大学工学部電気電子工学科に入学。宇宙分野の研究には、電磁気や電気回路、コンピューターでのシミュレーションなど、さまざまな技術が集結しています。そのため幅広い分野を学べるのが魅力。実際に手を動かして実験装置の製作をすることもあり、ものづくりも経験できます。宇宙以外に応用できる技術も多いので、大学院への進学の他、就職先の選択肢も豊富。今のうちにたくさんの分野に触れることで、自分の可能性を広げたいと考えています。
高橋 陽日さん
電気電子工学科
愛知県立時習館高等学校 出身
※2022年5月取材

映像から検出した骨格情報で、バスケのシュートフォームを改善する。
大学ではバスケットボールのフリースローを撮影し、映像から検出した骨格情報を用いてフォームの良し悪しを判定。その結果をシューターにフィードバックするという研究を行っていました。大学院ではそれを発展させて、体育授業での使用に向けたシステムの開発に取り組んでいます。学部と研究科の6年一貫教育の推進で、院に進んでからもスムーズに研究が進められました。
竹内 優真さん
大学院 工学研究科 情報工学専攻
愛知県立半田高等学校 出身
※2022年5月取材