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2020年度高大接続入試の講評

2020年度 高大接続入試【単位認定型】
経済学部の講評

「経世済民の学び」の講義概要

「経世済民の学び」は経済学部の1年生向けに、2017年度から開講している経済学の入門科目です。1単位の授業であり、1コマ90分の講義を8回行います。この科目では、経済学部の教員がそれぞれの専門領域に従って経済学の入門的な内容を講義しています。また、この講義では経済学部の1年生と高校生が一緒になって受講します。この講義の成績は高校生であっても中京大学の学生として在学生と同じ基準で判定を行います。具体的には講義担当者が小テスト/レポート等を行って、それをもとに上からS,A,B,C,Dを決定しています(Dは不合格)。

講義

経済学は文系に位置づけられるものの、他の文系の学問とは異なり、数学的思考力や統計データを駆使した分析をする理系的な能力も必要とする学問です。今回「経世済民の学び」の講義を受講した高校生の皆さんはその点を少し理解できたのではないでしょうか。受講前に想像していたものとは全く異なる学問だと感じて戸惑った人もいたかもしれません。小テストやレポートの採点結果を見ると、素晴らしい解答を示してくれた受験生もいた一方、数学を用いた分析に不慣れなために「経世済民の学び」の講義を難しく感じていると見受けられる受講者も少なくなかったように思われます。入学後に困ることのないように、最低限、数学Iの内容(特に、グラフと数式の対応関係)はしっかりと理解しておいてほしいです。また、数学の知識が十分身についていれば、経済学の学習はよりスムーズになりますから、たとえば、数学IIの領域や微分の分野を復習しておくことをお勧めします。
経済学を学ぶ上で数学が重要なのはもちろんですが、それは国語、日本史、世界史などの文系科目をおろそかにしてよいという意味ではありません。時に経済学は数式や図を駆使して得られた結論を言葉で再解釈してわかりやすく説明しようと試みることがあります。もちろん、わかりやすい説明をするにはある程度の教養や文章力が必要です。今回、残念なことに、読み手に対して配慮することなく漫然と文章が書かれている、あるいは、文章が理路整然としていない、といった類のレポートが少なからず見受けられました。読み手にわかりやすい文章が書けるように、日頃から読書をするなど多くの文章に触れるようにしましょう。また、教養は文章の質を左右しますから、国語や社会科目の学習もおろそかにすることなく、すべて自分の教養になるものと意識して勉強に励むようにしてください。

面接

第二次選考では面接試験により、「経世済民の学び」について理解度を確認して経済学について学ぶ意識があるかどうかの確認を行いました。すでに「経世済民の学び」の講義にて経済学を学ぶ上での基礎的な素養があるかどうかについて確認ができているので、経済学を学ぶ動機や社会の関心事項について確認を中心に面接を行いました。志望動機の説明や面接官の質問に対する回答から、多くの受験生が経済学に高い関心を持っていることが感じ取れました。ただ、残念なのが「関心のある経済問題」や「入学後に学びたい経済学の分野」に関する質問に対して、専門用語のみの回答にとどまる受験生が思いのほか多かったことです。関心があるのであれば、その問題や分野が大雑把に言ってどのようなものであるか(無論、詳細は入学後に学ぶわけですから詳しくは述べる必要はありません)、なぜそれらに関心を持ったのか、などについて回答できるように準備しておきましょう。

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