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2020年度高大接続入試の講評

2020年度 高大接続入試【法学的思考型】
法学部の講評

筆記試験

国語の基礎学力を総合的に問うような筆記試験を課しました。志願者によって若干の差はあったものの、志願者全員が一定程度の国語の基礎学力を有していると判断できました。

グループディスカッション

1.課題文について
人工生殖(生殖補助医療)の是非をめぐって論じた文章を、課題文として提示しました。その出題意図は、「人工生殖の種類」「使用する精子・卵子が夫婦のものであるか否か」「親の視点だけでなく、子・代理母への配慮や社会に与える影響なども踏まえて、多角的な観点から検討できているか」に着目しながら、各志願者が【「主張 と 理由づけ」の整合性がある発言】をできているか否かを、問うことにありました。

2.グループディスカッションにおける評価ポイントについて
(1)論理性、説得力
志願者全員が、一定程度、筋道を立てて物事を考えたうえで、他人を説得できるような理由づけを伴って、発言できていました。
欲を言えば、課題文の論旨に沿って、上記1.で指摘した点に着目しながら、主張と理由づけの整合性を強く意識した発言を心掛けると、さらに高い評価が得られます。

(2)視野の広さ、傾聴力、整理・集約力
志願者全員が、一定程度、他人の意見に対して同調し理由等を付け加える、あるいは、他人の意見に対して反対しその理由を述べることが、できていました。
他人の意見に対して感情的な攻撃を加えることはマイナス評価につながりますが、他人の意見のデメリットを客観的に分析したうえで冷静にそれを指摘した場合には、「良い発言」だとプラスの評価をします。したがって、他人の意見に対して「論理的に反対すること」を恐れないでください。合格を目指すならば、自分自身がその立場をとる「主たる理由」だけでなく、「補強する追加の理由」や、自分自身と反対の立場の「デメリット」も、あわせて考えておくとよいでしょう。
また、「最終的には、グループディスカッション参加者の様々な意見を適切に整理したうえで、20分の制限時間内にグループとしての結論を適切にまとめて、代表者が発表すること」を、強く意識してください。合格を目指すならば、グループディスカッション後半に、自分自身も含めた参加者全員の立場および理由づけを適切に整理して、グループとしての結論をまとめることに貢献するような発言をするのもよいでしょう。

(3)積極性
積極的に自らの意見を述べることができているかについては、志願者によってある程度の差がありました。積極的に自らの意見を述べるということは、グループディスカッションにおける最も基本的な立ち居振る舞いであることを、再度、確認しておいてください。

(4)その他
次のようなグループが複数ありました。
・司会が、グループディスカッションの流れを適切にとりまとめることを、できていない。
・タイムキーパーが、正確に時間を把握し参加者全員に知らせることを、できていない。
・書記が、これまでの発言を適切に集約することを、できていない。
合格を目指すならば、ある役職を担った以上その役職に求められる役割をきっちりと果たすことが必要とされます。
なお、以上で指摘した課題に対応するために、必要に応じて次のような取り組みを行うことも考慮に入れるとよいでしょう。
・司会が、グループディスカッションの流れを適切にとりまとめることができていない場合に、司会以外の志願者が司会を補助するような発言をする。
・タイムキーパーはもちろんのこと他の志願者も、正確に時間を把握したうえで、参加者全員に知らせることに、注意を向ける。
・書記がこれまでの発言を適切に集約できるよう、司会等の他の志願者が、書記に、これまでの議論を整理するような発言を促す。

まとめ

これまでの講評でも繰り返し述べたことですが、高大接続入試(法学的思考型)で問われるのは、特別な能力や技能ではなく、これまでに習得してきた基礎的な知識と思考力・主体性です。したがって、確実に合格を目指すためには、何か特別な対策をするのではなく、授業を中心とした普段の活動に精力的に取り組むことを最も大事にしつつ、さらに世の中の様々な出来事に対して幅広い関心を持つことを心掛けてください。

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