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2020年度高大接続入試の講評

2020年度 高大接続入試【事前体験型】
文学部 言語表現学科の講評

第1次選考:レポート

本入試は、言語表現学科として今回から初めての試みとして実施しました。第1次選考は、言語表現に関わる4つの分野(①日本語学、②広告・メディア、③図書・出版文化、④書道・文字文化)の中から1つ選び、課題に対するレポート執筆という形で取り組んでもらいました。
第1次選考では、提出されたレポートを数名の審査官による5段階評価で合否を判定しました。興味関心のある言語表現の分野にどのような歴史や文化があるのか、あるいはどのような問題点があるのかなどを自ら見出し、文献資料などの情報を収集整理し、自身の考えを述べる力を見ることで、言語表現学科の学生として積極的に学修活動することのできる力を確かめることができました。
評価の観点としては、誤字脱字、句読点の付け方、読みやすいか、文章の組み立てが論理的か、論旨が明確か、文字の書き方は丁寧か等を総合的に判断し、点数化しました。

2020年度入試テーマ例(2021年度入試のテーマは入学試験要項で確認してください。)
①日本語学
街中や駅などで、日本語以外の言語のアナウンスを耳にしたり、看板や標識の多言語表記を目にすることが増えてきている。こうした現状の利点や将来的な課題について、実例を挙げながらあなたの考えをまとめなさい。
②広告・メディア
私たちは年代を問わず、様々なメディアに接しながら生活している。しかし日本では道徳的な教育以外、学校であまり指導されていない現状がある。博報堂メディアパートナーズ『メディア定点調査2018』http://mekanken.com/mediasurveys/ を閲覧した上で、あなたの考えるメディアを定義し、メディアを学ぶ意義について論じなさい。
③図書・出版文化
書籍一冊をとりあげて、図書館用語を踏まえながら推薦文を作成しなさい。
④書道・文字文化
文字を筆記する用具についての書籍を一冊取り上げ、それについて紹介しつつ、どのような点に関心を持ったのか、またその理由を記しなさい。

第2次選考:プレゼンテーションと質疑応答

第2次選考は、面接官2名を前にしてのプレゼンテーションと質疑応答という形で行いました。入室から退室までの動作や声の出し方、目線の置き方や落ち着き、質問に対する的確な返答などが、申し分なくできるかについても十分に確認することができました。
プレゼンテーションは約10分、事前の課題レポートについて、掲示、資料プリント、スライドなどの中から各自が選んだツールを用いて発表してもらいました。各自の興味関心に基づいたテーマであり、レポートの内容を自身の発声や言葉の表現により、聞く人を引きつける力を見ることができました。
質疑応答の約30分では、先に提出した「レポート」「志望理由書」「学修計画書」「基礎調査書」「実績証明書」、当日の「プレゼンテーション」の6点をもとに質問し発言を求めました。「レポート」「プレゼンテーション」の出来栄え、志望理由から将来にわたる学修設計、現在までの校内校外での活動実績についての自己表現力などを精査し、総合的に選考採点を行ないました。

まとめ

文学部言語表現学科では、様々な情報収集とその活用、数人によるグループワーク、大勢の人の前での発表などに取り組む授業があり、どのような状況においても柔軟に対処する力を身につけることのできる受験生を切望しています。また本学科は、日本語による表現と運用能力・コミュニケーション能力を身につけていくことを学修目標としていますが、日本文学や歴史文化の学習にも積極的に参加してほしいと思います。
なお、高大接続入試のあり方として、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」が求められていますので、受験に際して協力者を得たりアドバイスを受けたりすることはもちろん、情報収集においても多様な人との交わりの中で自らを磨き成長させていくことができればよいのではないかと思われます。
合格通知が届いた折には、12月から入学式までの約4ヵ月間に、小説、評論、詩歌、古典などの読書とともに、美術や音楽、演劇などの芸術鑑賞にも積極的に触れ、様々な知識や豊かな情感を養っていただければと思います。
来年度の受験生にも大きな期待を持っています。

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