高大接続入試講評【単位認定型】(経済学部)2025年実施内容

スケジュール ※2025年実績

講義申込期間 2025年6月4日(水)~7月17日(木)
講義日 2025年8月5日(火)・6日(水)
講義成績確認日 2025年8月22日(金)
出願期間 2025年9月16日(火)~9月22日(月)
試験日(面接) 2025年10月18日(土)
合否発表日 2025年11月1日(土)

 

選考方法 

「出願書類」+「講義成績」+「面接(口頭試問)」にて総合判定

 

 講義について

講義概要 この科目では、経済学部の教員がそれぞれの専門領域に従って経済学の入門的な内容を講義しています。高校生は経済学部の1年生と一緒になって受講します。この講義の成績は高校生であっても中京大学の学生として在学生と同じ基準で判定を行います。
キャンパス 名古屋キャンパス
実施期間 9:00~17:00(1コマ90分×4)/日
講義形式 対面・講義形式
試験形式 授業中にレポートを実施
取得単位数 1単位
講義内容 1.『マクロ経済学』
2.『ミクロ経済学』
3.『国際経済』
4.『経済思想』
5.『労働経済学』
6.『金融論』
7.『公共経済学』
8.『交通経済学』

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受講生の主な感想

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「各教授の講義がとても面白くて90分という長い時間でも楽しんで学ぶことが出来ました。」
「講義の内容がおもしろくて過去で一番集中ができ勉強に励めた。また講義があったら受けたい!」
「先輩達がしっかり授業を受けていたり、放課の時間も楽しそうに話していて、より行きたいという気持ちが高まりました。」
「大学生の方も一緒に受けるのがみんなより一足先に大学生になったようで楽しかったです。授業の内容ももっと専門的なものだと思って身構えていたけど、すごくわかりやすく説明していただけたので経済についての知識が深まってよかったです。」
担当教員の講評 本講義を通じて、「経済学」はお金儲けのための学問ではないということを理解してもらえたのではないでしょうか。本講義ではさまざまなトピックを扱いましたが、経済学が分析対象とする事象は非常に多岐にわたります。しかしその一方で、経済学には共通する基礎的な理論があり、それらを活用しながら多様な経済現象を分析する学問であることにも気づいてもらえたと思います。

たとえば、ミクロ経済学と公共経済学の講義内容には共通する部分があったのではないでしょうか。ミクロ経済学と公共経済学は独立した分野ではなく、ミクロ経済学の理論に基づいて公共経済学の分析が行われます。このような特徴をもつ経済学を学ぶためには、基礎的な理論の修得が欠かせません。そして、基礎理論を理解するためには、ある程度の数学的知識や論理的思考力が必要となります。経済学部には、経済学を学ぶ上で不可欠な数学の知識を身につけるための講義も用意されていますが、入学後の学習を円滑に進めるためにも、少なくとも数学Ⅰの内容(特にグラフと数式の対応関係)については十分に理解しておいてほしいところです。さらに、数学Ⅱの微分を理解していると、経済学の理解は格段に深まるでしょう。

経済学を学ぶ上では、数学だけでなく、国語や日本史、世界史といった文系科目の学習も重要です。経済学では、数式や図を用いて得られた結論を、言葉によって再解釈し、わかりやすく説明することが求められます。そのため、わかりやすい説明を行うには、一定の教養や文章力が不可欠です。教養を身につけるためにも、国語や社会科目の学習をおろそかにせず、日々の勉強に励んでください。また、読み手に伝わりやすい文章を書けるようになるために、読書や新聞を読む習慣を身につけることも大切です。新聞や書籍に触れることで、文章力だけでなく、幅広い教養も養われるでしょう。

 試験について

形式 個人面接
質問内容 「経済学はどのようなことを分析する学問だと思いますか」
「あなたは大学でどのような学びをし、その学びとともにどのような学生生活を送ろうと考えていますか」
「いま社会で起きている問題の中で関心があるものを、それがどういった問題であるか、そして、あなたがいま考えている解決策を教えてください」
「経世済民の学びの中でどの講義の内容が印象に残っていますか」
「印象に残った経世済民の学びの講義内容について説明し、なぜ印象に残ったのかも説明してください」

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面接官の講評

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面接試験では、志望動機の説明や面接官の質問に対する回答から、多くの受験生が経済学に対して高い関心を持っていることが感じられました。たとえば、「○○教授の○○という分野に関心を持ったので経済学部を志望しました」「受講した講義の中で、○○先生が担当された○○分野に興味を持ちました」「経世済民の学びの中で、○○という内容が印象に残っています」といった回答がありました。これらの回答を聞くことは、教員として非常にうれしいことです。しかし残念だったのは、関心を持った分野や印象に残った講義内容について、イメージの説明にとどまる回答が多かった点です。

関心を持った分野があるのであれば、その分野が大まかにどのような内容を扱うものなのかを事前に調べておくことが重要です(もちろん、詳細な理解は入学後に深めれば十分です)。また、経世済民の学びの中で印象に残った講義内容についても、単なるイメージではなく、具体的にどのような内容であったのか、そこからどのような気づきを得たのかまで説明できることが望まれます。

こうした準備をせずに、「関心がある」「印象に残った」といった抽象的な説明だけで終わってしまうと、面接官としては物足なさを感じてしまいます。関心を持った分野や講義内容については、それらが具体的にどのような内容なのかを説明できるよう、十分に準備しておきましょう。さらに、その学びからどのような気づきを得たのか、そしてそれが現実の経済問題とどのように結びついているのかまで考えることが大切です。たとえば、日頃から新聞を読み、経済に関するニュースと講義で学んだ知識とを結びつけて考えることで、学んだ知識をどのように現実の問題解決に活かせるのかを具体的に説明できるようになるでしょう。