高大接続入試【単位認定型】講評(総合政策学部)2025年実施内容
❚ スケジュール ※2025年実績
| 講義申込期間 | 2025年6月4日(水)~7月17日(木) |
| 講義日 | 2025年8月7日(木)・8日(金) |
| 講義成績確認日 | 2025年8月22日(金) |
| 出願期間 | 2025年10月14日(火)~10月21日(火) |
| 試験日(面接) | 2025年11月15日(土) |
| 合否発表日 | 2025年12月4日(木) |
❚ 選考方法
「出願書類」+「講義成績」+「面接(口頭試問)」にて総合判定
❚ 講義について
| 講義概要 | 「総合政策入門」は総合政策学部の1年生向けに2020年度から開講している入門科目です。総合政策学部には必修科目の「総合政策概論」という科目もあり、この科目では総合政策学部で学ぶ幅広い学問領域を「概」ね「論」じる講義を行っています。総合政策入門はそれよりも更に入門的な講義を行うべく、1コマ90分の講義を8回(1単位分)、8月に集中講義として行いました。
この科目では経済学、経営学、法学、政治学を専門とする4人の教員がそれぞれ2コマずつ講義を行い、総合政策学部の1年生と高校生が一緒になって受講します。そのため、総合政策学部で学べる幅広い分野の学問領域を大学生と同レベルで学べる科目になっています。もちろん、成績評価も大学生と同じ基準です。具体的には4人の教員がそれぞれの担当領域である経済学、経営学、法学、政治学にまつわるレポートや小テストを行い、それをもとにS,A,B,C,Dで成績評価を行います。 |
| キャンパス | 名古屋キャンパス |
| 実施期間 | 9:00~17:00(1コマ90分×4)/日 |
| 講義形式 | 対面・講義形式 |
| 試験形式 | 授業中に課題やレポートを実施 |
| 取得単位数 | 1単位 |
| 講義内容 | 1.『公共政策と政治学』 2.『政治学の基本』 3.『法とは何か?』 4.『国際社会と法』 5.『社会と経済』 6.『経済学の基礎・基本』 7.『歴史から見る企業と経営』 8.『経営学と会計学』 |
|
●●●●●●●●● 受講生の主な感想 ●●●●●●●●● |
「大学生と同じ空間で同じ授業を受けて、大学生になる想像が以前よりつきました。大学生になるのが楽しみです!」 「八事駅から近くてびっくりした。とてもきれいで、充実した二日間でした。」 「もっと難しい内容で、楽しくないものだと思っていたけれど、身近な例を用いて説明していただけたので楽しく理解することが出来ました。」 「とてもおもしろかったです。今と昔の総合政策学の思想の共通点、また異なる点などが詳しく分かりやすく説明されていてまた授業を受けてみたいと思いました」 |
| 担当教員の講評 | 総合政策学部は社会科学の4つの分野、政治学、法学、経済学、経営学を総合的に学ぶ学部です。一つの分野を学ぶだけでは得られない広い視野と、複雑な社会問題を多角的に捉える力を身につけることができます。
例えば、企業経営を考えてみましょう。経営戦略は政治によって決定される政策や法制度の影響を大きく受けます。また、国内外の経済動向を的確に把握していなければ、適切な経営判断はできません。さらに、労働法や競争法などの法的知識も不可欠です。現代社会の課題に取り組むには、複数の分野を横断的に学ぶことで得られる総合的な理解が重要となります。一方で、高度な専門性も求められます。総合政策学部では、2年次から自分の興味関心に従って各分野の専門の教員を選択する少人数制の「プロジェクト研究」において、より高度な専門性を身につけていきます。 本講義「総合政策入門」では、高等学校で学ぶ「公共」や「政治・経済」のレベルから、それぞれの分野の学部入門レベルに相当する内容までを講義しました。総合政策学部で学ぶ4分野の入門部分を体験することができたかと思います。各講義ではわかりやすく説明することを心がけつつ、最先端のトピックや、深く考えさせられる学びも提供しています。また、各分野の講義後にレポートや小テストを実施しました。日頃からさまざまな社会現象に関心を持っていて、講義を興味深く聞けた方は手応えがあったのではないかと思います。本講義を受けた後は、大学生になるのを待たずに、ぜひ各分野の入門書を手に取ってみてください。このような自ら学ぶ姿勢が大学では特に求められます。 |
❚ 試験について
| 形式 | 個人面接 |
| 質問内容 | まずは、本学部の志望動機、入学後に学びたい分野や科目、入りたいプロジェクト研究(ゼミナール)など、大学入試の面接としてオーソドックスな質問を行いました。加えて、「高大接続入試」であることに鑑み、高校での学習や活動について質問し、それらによって得られた知識や経験を本学部での学修にどのように活かすことができるかを問いました。もちろん、夏休みに受講した「総合政策入門」の内容も確認しています。 |
|
●●●●●● 面接官の講評 ●●●●●● |
みなさん、志望理由や学びたい分野など、オーソドックスな質問にはスムーズに答えてくれましたが、少し掘り下げると答えに窮する受験生が散見されました。また、この入試は本学部の授業の受講と単位認定が前提となっていますから、授業に関する質問もなされます。細かい点まで確認することはありませんが、授業内容を全く覚えていないようでは高い評価は得られません。
少し大きな話をしますと、我々が面接を通じて知りたいのは、みなさんがどのくらい自身の過去や現在について考え、どのような未来を展望しているか、そしてその未来のために本学部で何を学びたいか、です。未来は過去・現在からつながっており、過去を振り返らずに、あるいは現在を見つめ直さずに描く未来は、どこか薄っぺらく感じます。○○の職業に就きたいというような近視眼的な未来に限ることなく、どのような人間になりたいか、どのような生き方をしたいか、そしてそのために本学部で何を得たいかを出願前に自問自答してください。 その上で、この入試方式が高大「接続」入試であることを意識してください。過去あるいは現在の高校での学びは、本学での学びやその先の未来にどのように関わってくるのでしょうか。夏休みの貴重な時間をつかって本学部の授業を受けていただいたのですから、高校での学びと本学部の学びとの「接続」について、自分なりの考えをまとめてください。 以上の内容を、自分自身の言葉で論理的に話すことができたとき、面接での高い評価が得られるでしょう。 |