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2021.03.01 学部

経済学部/3年 辻あみさん 公認会計士試験に現役一発合格

 

経済学部3年の辻あみさんが2021年2月、公認会計士試験に合格した。2020年の公認会計士合格率は10.1%であった。

公認会計士は、監査・会計のスペシャリストとして、独占業務である「財務諸表監査」を行うほか、専門知識を駆使して会計、税務、コンサルティングに携わるなど、その活躍の場は実に幅広い。

 

辻さんは高校時代は理系クラスで、数学が得意だった。

さらに、ただ何となく大学生活を送るのではなく、資格取得などに挑戦し、大学時代に何かを成し遂げたいという思いがあった。

そこで、1年次の秋学期に中京大学資格センターで開講されている「日商簿記3・2級セット」を受講した。

その当時は、公認会計士の取得までは考えていなかったという。

講座を担当する外部講師にすすめられ、監査法人へのオフィスツアーに参加した。

実際に働く公認会計士の姿を目の当たりにしたことがきっかけで強く憧れを抱き、公認会計士試験への挑戦を決意した。

 

公認会計士試験は難関といわれる国家試験だが、「厳しいと分かったうえでの挑戦だったので、覚悟は決まっていました」と辻さん。

合格できた理由は、出題範囲の学習に勤しむだけでなく、勉強することを習慣づけたことだと語る。

専門学校にも通いながら、1日10時間以上勉強することも珍しくなかったというが、「ルーティン化したことで、それほどプレッシャーを感じずに取り組めました」と勉強中を振り返った。

 

コロナ禍で中京大学や専門学校への立ち入りも制限され、集中して勉強できる環境づくりに苦労した。

さらに試験も例年より遅れての実施となったが、「その分勉強できる時間が長くなった、とポジティブにとらえて頑張りました」と笑顔で振り返る辻さん。

監査法人への就職が決まっているが、「国家試験合格は、ゴールではなくスタートラインだと思っています。まずは一生懸命仕事をして、理想の公認会計士像を見つけられたら」と意欲を見せる。

「公認会計士は、難関と言われていますが、一方で『勉強時間を確保すれば合格できる試験』だとも言われています。私も勉強を習慣づけて、頑張り続けることができました。興味があれば、あきらめずにぜひチャレンジしてみてください」と後輩へエールを送った。

 

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