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2021.02.02 学部

現代社会学部/「保見プロジェクト」評価会

現代社会学部は1月22日、「保見プロジェクト」の評価会を開催し、学生34人が参加した。

「保見プロジェクト(中京大学)」は、「愛知県県営住宅自治会連絡協議会」「県営保見自治区」「NPO法人トルシーダ」「外国人との共生を考える会」とチームを組んで、「多文化多様性が輝く保見団地プロジェクト」を実施している。

 

「保見団地プロジェクト」は、休眠預金等活用制度にもとづき、中部圏地域創造ファンドが公募した「NPOによる協働・連携構築事業」に採用され、今年度から3年間、助成金を受けることになっている。

 

応募に際して、保見プロジェクト(中京大学)が、実施計画に掲げたのは、昨年度の内閣府・豊田市・中京大学の三者連携事業で、「多文化共生」に取り組んだ学生たちの提言である。

 

三者連携事業には、「国際理解教育Ⅱ」という科目で半年間取り組み、保見プロジェクトには、斉藤尚文ゼミなどの活動と並行して、「グローバル市民論」という科目で取り組んだ。

1月22日はこの科目の最終回であり、34人の学生は、この科目の履修者である。

 

評価会には、中部圏地域創造ファンドの三島知斗世さんと大西光夫さん、豊田市役所国際まちづくり推進課の粕谷忠弘さんが、評価者としてオンラインで参加し、学生たちの発表を見守った。

 

 

履修者たちは6グループに分かれ、授業で学んだ知識と保見団地で築いてきた信頼関係を活かして計画し、冬休み中に対面またはオンラインで実施した活動を報告した。

「もちつき」「防災クイズ」「ボードゲーム」「スポーツ」「ゴミの不法投棄削減」「高齢者サロン」がそれぞれのチームの活動内容であった。発表は、活動の目的・活動内容・活動の検証結果・今後に向けての提案にわけて、パワーポイントで行われた。

 

評価を担当された方々からは、鋭い質問とともに、あたたかい励ましのことばをいただいた。

学生らはこれまでの活動を通して「顔を見合わせてコミュニケーションをとることが、課題解決や信頼の構築につながることを知りました」「企画を考える際は、自分たちがやりたいことではなく、何を求められているかが大切だということに気づきました」と振り返った。

 

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