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2019.10.10 学部

工学部/アメリカで行われる大規模展示会への選定審査会を突破

工学部濱川研究室に所属する久野文菜さん(情報工学研究科修士1年)は、10月4日に開かれた愛知県学生海外発表事業サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)派遣最終選定審査会で自身のプロジェクトについて発表し、派遣学生に選ばれて認定証が授与された。書類審査を通過した5件のうち2件が派遣に決まった。

 

SXSWはアメリカのオースティン市で毎年3月に開催される音楽・映画・最先端技術の大規模総合イベント。久野さんが派遣されるのは2020年3月となる。

テーマに合わせて基調講演や見本市、コンテストなどが市内各所で開かれ、なかでも見本市は革新的な最先端技術の発表の場として近年注目を集めている。

今年3月に開催された際には、270以上の展示者が出展した。将来有望な学生やスタートアップ企業から既に業界のリーダーとなっている企業まで幅広い分野の展示者が参加する。

 

久野さんが行うプロジェクトは「ジャズミュージシャンのための耳コピ支援アプリ『Orphege』の開発」。CDなどに収録されている多重奏の曲から、その曲を構成しているピアノやサックスなどの複数楽器をそれぞれ抽出し、耳コピ(聴き取って譜面を起こして演奏すること)を容易にするシステム(アプリ)の開発について紹介した。

愛知県はアメリカ・テキサス州と2016年4月に「有効交流及び相互協力に関する覚書」を締結しており、今回の派遣もこれに基づき実施される。世界の注目を集める見本市に愛知県の学生チームを派遣し、自らの研究・開発成果を出展することにより、グローバル人材へと成長するための機会を提供することを目的としている。

 

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