2019.07.29 入試情報
【高大接続入試】現代社会学部 事前体験型講義を実施
2020年度入試から新たに実施する高大接続入試「現代社会学部事前体験型」の講義が7月27日豊田キャンパスで行われた。
高校生たちが実際の大学の講義を2コマ受講し、レポートにまとめる。講義を受講することで受験資格が得られ、11月に実施される学力試験を経て、総合評価で合否が決まる入試方式。
関西や北陸からの参加もあり、63人が受講した。
現代社会学部の実際の講義を体験することで、進路の動機づけや学部の授業内容を知ってもらうことを目的に実施した。
1限目では有名童話を読み込みながら社会福祉について考える講義を展開した。また、社会福祉における日本と他国の違いも学んだ。
2限目ではマスコミ論のもっとも有名な古典であるダニエル・ブーアスティンの『幻影の時代』を用いながら、マスメディアと観光におけるイメージの違いについて学んだ。
講義を受けた高校生からは「社会学がこんなに広い範囲だとは思っていなかった」「1つの事柄に焦点を当てて深く学ぶところは、中学や高校で学んだ現代社会とは違った」「現代社会なので現代に関わることだと思っていたが、歴史が大きく関係していると知った」などの声があがった。
講義内容
『福祉レジームの台頭と変換~二人のアンデルセンに学ぶ』
『マスメディアと観光イメージ〜テキスト『幻影の時代』第3章「失われた旅行術」〜』