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2023.01.19 学部

工学研究科/ViEW2022ワークショップで優秀論文賞受賞

工学研究科・橋本研究室の小林大起さん(修士2年)と橋本学教授は、12月8日~9日に開催された「ViEW2022 ビジョン技術の実利用ワークショップ」で共著論文「テクスチャドメイン間における実欠陥特徴の転移に基づく異常検知」を発表し、優秀論文賞を受賞しました。

同ワークショップは、先進的かつ実用的な画像処理技術の発展に資することを目的としています。AI・画像処理研究に関する国内最大級の学会がオンライン形式で開催され、約940人が参加しました。採択された75件の研究論文の中から、聴講者からの投票および厳正な審査の結果、2件の優秀論文賞を含む計4件の論文が受賞しました。

 

<小林大起さんのコメント>
生産現場における外観検査の自動化を目的として、商品の良品と不良品を高精度に自動分類するための新たな機械学習手法(AI)を提案しました。従来の方法では、不良品画像が手に入りにくいという理由から、現場の良品画像のみを学習に利用していたため、精度の向上に限界がありました。この問題に対し、私の方法は、現場の外で得られている既存の不良品画像を利用し、これを現場の外観検査AIにうまく「転移」することによって、高精度化を実現しました。来年度は博士課程に進学する予定です。研究力のさらなる向上に励み、国際学会や学術論文誌への投稿にも積極的にチャレンジし、さらには海外でも受賞を狙っていきたいと思っています。

 

<橋本学教授のコメント>

近年の少子化問題を受けて、工場現場で役立つAIへの期待がますます高まっています。今回の受賞論文は、小林さんが学部生のときから主導的に進めてきた研究です。アイデアが独創的なだけでなく、膨大な実験を通じて時間をかけて有効性を実証し、人手不足に悩む産業界に、大きなインパクトを与えた努力が認められたと思います。当研究室では、「現場の課題にサイエンスの光を投げかける」という研究方針を大切にしています。今回の受賞は、その方針についても認められた結果であると考えています。小林さんは来春に博士課程に進学します。優れた研究能力を、さらに磨いていくことを期待しています。

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