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2021.03.10 学部

経済学部/トランスコスモス財団研究発表会

 

経済学部の中山惠子ゼミが2月22日、トランスコスモス財団研究発表会を開催した。

 

中京大学とトランスコスモス財団は2017年10月から、より良い社会の更なる発展向上に貢献することの一環として、大学生への奨学金給付事業に関する協定を締結している。

 

 

 

【以下、経済学部3年の深山澄夏さんからの報告】

今回、中山ゼミでは公益財団法人トランスコスモス財団から100万の助成金をいただき、「地方創生~関係人口を拡大するための地域活性化~」をテーマに研究を行いました。

 

2021年2月22日に、オンラインで研究の最終報告会を開き、公益財団法人トランスコスモス財団の名倉様、中村様、宮腰様、西嶋様を招待しオンラインで講評をいただきました。

 

私たちは、SDGs、少子高齢化など、現在注目されている社会問題を根本的に解決するために、「地方創生」が必要だと考えました。

2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、東京一極集中への問題視、働き方の変化の影響による社会・産業構造の変化。

それに伴い、地方への関心が高まっている状況であるため、この機運を逃してはならないと思い、私たちは「地方創生」をテーマに研究を進めました。

 

新型コロナウイルス感染症により、アンケート調査などの実地調査ができない中で、デジタルデバイド・地方のデジタル化への対応、地方が主体的に社会情勢に応じた柔軟な対応、地方創生に対して長期的な視点という3つの課題を解決することが必要だとわかりました。

助成金の用途は、資料や参考文献の購入、研究を進めるためにAIBOの購入費等に充てさせていただきました。

AIBOは、介護の分野で、機能の解析を行うために使用しました。機能としては、AIBOを自分の好みに育成できること、セコムと連携可能であり高齢者の様子を把握できるものがあります。

 

新型コロナウイルス感染症の拡大により思うように活動を進められず、金額に見合った結果が出せるのかという不安が募りました。

また、慣れないオンラインでの活動は意思疎通や、全員が同じ熱量を持って議論することの難しさを痛感しました。

加えて、対面で行う議論よりも、認識のズレが多く生じることもありました。

問題が発生するごとに、これらをどう解決していくかを考え、実行する力を身につけることができました。たくさんの方々に助けていただいたことで研究ができたのだと実感しています。

 

最後となりますが、トランスコスモス財団をはじめ、研究を進めるにあたり支えていただいた中京大学の職員の皆様にゼミ生一同感謝を申し上げます。

 

 

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