【橋本学教授コメント】
当研究室では、これまでに、「道具の使い方」を理解するロボット技術を研究しており、これまでに世界初のお茶会ロボットを開発してきました。
現在は、ここでのキー技術である「機能認識」を工場での生産システムに応用し、新たなプロジェクトとして「人とロボットの共進化プロジェクト」を始めようとしており、鈴木さんが主導してくれている研究は、その第一歩になるものです。
この技術が完成すれば、我が国の喫緊の課題である労働力人口の減少問題の解決や、コロナ時代の無人化工場の実現に寄与すると思っています。
大学への登校に制限がある中で、今春以降もコツコツと地道な研究を続け、研究の完成度を向上させている鈴木さんの努力が報われ、指導教員としては大変嬉しく思っています。