2019.08.07 入試情報
【高大接続入試】経済学部 単位認定型講義を実施 高校生約170人が受講
2018年度入試から実施されている高大接続入試 経済学部 単位認定型の講義が8月5日、6日の2日間実施された。
高校3年生と中京大学経済学部の1年生が一緒に集中講義「経世済民の学び」を受講し、課題やレポートの結果によって単位を修得する。
単位を修得すると高大接続入試に出願ができ、10月に実施される面接試験を経て、講義の成績と面接の総合評価で合否が決まる。
この入試で中京大学経済学部に入学した場合、講義で修得した単位は1単位として認定される。
今年度の集中講義は、経済学部生約140人と高校生約170人が受講。
東海4県を中心に、関西・北陸からも高校生が集まり、朝9時から真剣に講義を受けていた。
講義の内容は、経済を学ぶ上で必要となる基礎的なことであるが、高校の授業と大学の講義では学び方が異なるため、
高校生にとっては戸惑うこともあったようだ。
しかし、分からないことを大学生に質問するなど、積極的に講義に参加する様子が見受けられた。
また、「経済分析」の講義では高校生と大学生がグループになり、不法投棄を題材にしたゲーミングシミュレーションを行い、
環境問題について考察した。
講義を受けた高校生は、「もう少し難しい内容で全く理解できないと思って不安だったが、そんなことは無く分かりやすく教えてもらえて良かった」
「グループワークでは緊張したが、先輩がとても優しく対応してくれて場に馴染むことができた」
「大学生と一緒に講義を受けることができたので、入学後の雰囲気を感じられた」などと話していた。
講義内容
1.『国際経済学』 グローバルな視点で経済を捉えよう
2.『マクロ経済学』不況とは?デフレとは?―経済成長から考えてみる―
3.『ミクロ経済学』人はどうやって物事を決定しているの?その結果社会はどうなるの?
4.『金融』 お金って何?
5.『経済政策』 経済問題の原因と対策を考えてみよう
6.『経済史』 昔の経済ってどうだった?
7.『日本経済』 実際の日本の経済ってどうですか?
8.『経済分析』 ゲーミングシミュレーションで環境問題を分析してみよう