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2018.07.04 学部

経営学部/ナゴヤドームで共同開発の弁当を販売

経営学部中村ゼミ(中村雅章教授)の3年生は、6月22日~24日、ナゴヤドーム内の売店「YUMING(ユーミン)」を運営するユーミンフード株式会社と共同開発した弁当を3日間限定で販売した。この期間、ナゴヤドームでは中日ドラゴンズの横浜DNA戦が行われ、女性ファンのためのイベント「Girlsシリーズ2018」も開催された。

 

【学生の経験談とコメント】

私たちは、弁当開発に際し、イベントに合わせて女性にターゲットを絞った商品を企画しました。販売したのは、食べやすさや見栄えを重視した「明太子パスタ」と「サーモンアボカド丼」です。「明太子パスタ」は鶏ささみにトマト、大葉、ブロッコリーをのせ、ヘルシーさを重視したメニューとしました。「サーモンアボカド丼」は女性に人気のアボカドを使用した、見た目も華やかな一品としました。

ユーミンフード様には、私たちの持ち込んだ企画書を熱心に読んでいただき、温かく受け入れていただきました。様々なアドバイスをいただきながら、現実の制約や課題を乗り越え、商品として形にしていくことができ、とてもうれしかったです。

店頭で呼びかける学生

この3日間、「YUMING」店頭に立ってみて、「サーモンアボカド丼美味しそう、このパンフレット見て来たの!」と言った声を耳にし、また「美味しかったよ」と直接言いに来てくださるお客さんもいて、頑張ってきてよかったな、と思いました。3日間でサーモンアボカド丼を244個、明太子パスタを263個販売しました。1日目、2日目は目標販売個数に至らず少し悔しい結果となりましたが、3日目は試合開始前に完売という、私たちが想像する以上の結果となりました。

 

今回のプロジェクトを通して学んだことは2つあります。

 

1つ目は、商品の良さを伝えることの難しさです。私たちは店頭に立って呼び込みをしましたが、立ち止まってくれた方にもう少し踏み込んでアピールしたり、お弁当として売れなければおつまみとして買ってもらえるような工夫や呼びかけをしたりすることが必要だったと感じました。

2つ目は、ターゲットを明確にすることの重要性です。「Girlsシリーズ」での販売に合わせて、女性が好むアボカドやパスタなどを用い、カフェで販売しているようなおしゃれなものを作りたいというコンセプトを決めたことが良かったと思います。また、ストーリー性を考えることも大切だと学びました。最初はお客さんを主体に考えて動き出しても、結果として自己満足のような商品となってしまっては売れません。ターゲットを絞り、さらになぜその商品なのか具体的に考える必要があると感じました。

 

今回、協力していただいたユーミンフード様はじめ多くの関係者の皆様には心から感謝いたします。今回の経験で得た多くの学びを今後の学生生活に活かしていきたいと思います。

【関連リンク】

 中日ドラゴンズのスタッフ日記でも紹介されました。

 中日ドラゴンズ公式ウェブサイトニュース

 :「Girlsシリーズ2018」限定グルメのお知らせ

 中村ゼミ活動日記

(経営学部中村ゼミ3年 月東瞳、小諸ひ菜、筒井晴菜、藤江奏子)

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