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2018.02.06 学部

総合政策学部/坂田ゼミが富士通(株)の特許を使った新商品を斎藤製菓(株)へ提案

 総合政策学部の坂田隆文教授ゼミは2018年1月31日、富士通の特許を使った新商品の企画提案を行うため、斎藤製菓(豊橋市)を訪問した。

 

 これは、富士通が保有している休眠特許(商品化されていない未使用の特許)を利用して、学生の発想力で新商品を考案し、自治体、豊川信用金庫と連携してものづくりの推進に取り組むものであり、大学生たちは約半年かけてチームごとのアイデアを練り上げた。

 同日には斎藤製菓の工場見学を行った後、同社取締役、富士通、豊川信用金庫、愛知県産業労働部の方などに対して企画商品の提案を行った。

工場見学に入る坂田ゼミ生

■新商品までの過程

 普段生活していると、毎月何らかの新商品が発売されることは、当たり前で普通のことであると感じてしまいます。しかし今回工場見学や企業の方と議論をさせていただいたことで、新商品を生み出すことの苦労を実際に体感しました。今まで何気なく新商品を買っていましたが、新商品が発売されるまでに多くの苦労があることに気づくことができた企業訪問となりました。

 私たちの中では、これ以上ないという所まで考えていたのですが、実際議論を始めると、様々なことが考え切れていませんでした。工場を見学させていただいたことで、今まで以上に具体的に企画を練ることが可能になりそうです。そのため、今後は製造工程なども具体的に想像しながら、より良い商品となるために考えを深めてまいります。

 今回の企業訪問では、多くの学びを得られました。議論で発見した課題点を改善し、今以上により良い商品提案ができるように考え続けます。

(総合政策学部2年 尾﨑美憂)

富士通と斎藤製菓にプレゼンする坂田ゼミ生

■商品化への道のり

 今回、工場見学をさせていただき、普段口にしている身近なクッキーの製造工程を実際に見ることができ、提案する上で考え切れていない点が多く見つかりました。その後、それらを踏まえて私たちのアイデアを形にするべく、企業の方々と議論を交わしました。実際の商品化の過程において、コストや生産性等のハードルが高く、実際のビジネスの現場では、思うように事を進めていくことの難しさを痛感しました。

 企業の方々に貴重な意見をいただき勉強になった反面、学生の甘さを痛感した場でもありました。今後、企業の方々のご意見をもとに試行錯誤を重ね、このアイデアを形にしていきたいです。

(総合政策学部2年 笹岡千花歩)

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